僕のご主人が「柴犬を飼おう!」と決めてから一番初めに行ったのが「ブリーダー探し」です。ここでは柴犬のブリーダーさんに関してお話しますね。
ブリーダーとは
「ブリーダー」は、ワンちゃんを含む動物の繁殖・飼育・販売を行っている方々を呼びます。
一般的に「ブリーダー」と呼ばれていてもいろいろな方がいます。ブリーダーさんが犬を扱っている施設を「犬舎」と呼ぶようです。一般企業でいう「会社」と同じ感覚ですかね。
- 専門のブリーダーさん
- 施設で繁殖をしているブリーダーさん
- 個人のブリーダーさん
- 犬を保護しているブリーダーさん
それぞれのブリーダーさんを簡単に説明してみます。
専門のブリーダーさん
おそらく僕はこちらのブリーダーさんのところで生まれた柴犬に該当すると思います。
柴犬を専門に取り扱っているブリーダーさんで、何代も柴犬を育てています。ブリーダーとして柴犬を増やし柴犬の品評会に出していたと聞いています。
犬専用の部屋や設備もあり何頭も柴犬を育ててきているので扱いも慣れています。
柴犬の血統書も出してくれて、引っ越し後もアドバイスをくれて助かったようです。
施設で繁殖をしているブリーダーさん
柴犬だけでなく複数の犬種を繁殖をさせているブリーダーさんです。個人でやられている方から企業としてしっかりとした体制をもっているところもあります。
生まれた時からしっかりと管理されていて、他のワンちゃんとのコミュニケーションもあるので社会性を考えたら施設で生まれた子のほうが賢いかもしれません。
個人のブリーダーさん
ご主人の話では以前は「近所のワンちゃん、子供産んだんだって!」という話をたまに耳にしていたようですね。
個人のブリーダーさんは元来ブリーダーとして何かをされていたというよりも、飼っていたワンちゃんが出産をしてブリーダーになった方が多いみたいです。
犬を保護しているブリーダーさん
何らかの事情でお家を出てしまったワンちゃんやその子供を保護しているブリーダーさんです。繁殖を目的としているブリーダーさんではありませんがワンちゃんを大切にしてくれている方々です。
ブリーダーさんとつながるには
ブリーダーさんとつながる手段としては、インターネットやペットショップ、また仲介業者さんもいます。
インターネット
インターネットでは例えば柴犬の子犬を見つけたいときには「柴犬 子犬」で探してみますよね。そうするとたくさん子犬紹介サイトが出てきます。
子犬紹介サイトでそれぞれの子犬の紹介ページを見ると「〇〇犬舎」や「〇〇ブリーダー」という形で、その子犬を繁殖・飼育しているブリーダーさんの紹介がされています。
ペットショップ
ペットショップは一番身近なところで子犬に会うことができる場所ですよね。
ブリーダーさんから直接子犬を受け入れているペットショップや、展示会やオークションから子犬を迎えるペットショップもあります。
ペットショップを介する場合はブリーダーさんとの直接のやり取りは難しいかもしれません。
仲介業者さん
仲介業者さんはペットショップのように常に子犬を飼育しているのではなく、僕のご主人がそうだったように「〇〇の子犬が欲しいです」といった相談・希望を受けて、展示会などに赴いたうええ希望に合う子がいたらつないでくれる方を言います。
ブリーダーさんと親身なやり取りをされている仲介業者さんもいるので心配事があると心強いですね。
まず考えたいこと
ご主人が初めに考えたのが「どの犬種を飼おうか」という漠然としたことです。まだその時は柴犬にするかどうかも決まっていませんでした。
また子犬から迎えるか、ある程度大きくなっている子を迎えるかなどいろいろなお迎えの仕方があることもわかってきました。
僕のご主人ははじめは里親を探している保護犬も検討していたようです。そのほうがある程度社会で暮らした経験のあるワンちゃんなので安心だったのと、やっぱりいきなり子犬を迎えるにはちょっとハードルが高く感じたからだそうです。
インターネットでの情報収集
インターネットは情報が多すぎて決めかねてしまいますよね。ご主人も色々絞り込んでみては考え直して…が続いてなかなか決めることができなかったみたいです。
最終的にはご主人が僕を見つけたのはインターネットの情報からでしたが、いろいろ検討した結果、ようやくご主人が住んでいる地域に近いブリーダーさんがたくさんいた柴犬の子犬を専門的に紹介しているサイトを見つけたみたいです。
ペットショップはどう?
ワンちゃんと出会うきっかけとしてペットショップもありますよね。僕もたまにおやつを買いにペットショップに行ったりしたときに、たくさんかわいい子犬がいるところを目にしています。
ペットショップにいるワンちゃんはいろんなブリーダーさんのところから来た子犬だと思いますが、ご主人としては直接ブリーダーさんと話していろいろ分かったうえで迎え入れたいという気持ちからペットショップでは買わないことにしたようです。
ペットショップがあるからこそ、生まれてきたワンちゃんたちが新しいお家に迎え入れてもらうこともできますし、やっぱりペットショップで子犬を見ると心が揺れますよね。
最終的に僕は
ご主人が「柴犬を飼う」ときめてから、お迎えに行ける距離、生まれてからの日数、毛の色など絞り、毎日サイトをチェックして、条件があったのが僕でした。
僕は6匹兄弟でしたがご主人と初めて会った日にはすでに他の4匹の兄弟は新しいご主人が決まっていたらしく、残すは僕とお姉さんの2匹だけでした。実際に会ってみて元気そうな僕を選んでくれました。
ブリーダーさんも「この子は目がキリッとして良い顔に育つよ」と言ってくれてご主人も嬉しそうだったことを覚えています。
僕の両親の写真をブリーダーさんに見せてもらったことがありますが、僕はどちらかというと母親に似ているみたいです。お父さんはもう少し毛の色の堺がくっきりしていて、眉毛も白くてきれいな丸模様が入っていますね。
こういったことがわかるのもブリーダーさんと直接やり取りができるからこそ、だと思います。
いつかブリーダーさんと再会して「立派に育ってるね!」とほめてもらいたいと思っています。