先日、箱根から国道1号線を少し南に進んだあたりにある静岡県三島市の「三島スカイウォーク」に行ったのでレポートをしたいと思います!
ご主人は何度か三島や熱海、伊豆にお出かけをしたことがあり、三島スカイウォークも気になっていたのでこの度行ってみることにしたみたいです。
三島スカイウォークはワンちゃんも渡れて、渡った先でも楽しめるおすすめのお出かけスポットでしたので紹介しますね。
三島スカイウォークについて
三島スカイウォークについての説明を始めにします。三島スカイウォークの公式サイトにはとても詳しく丁寧に三島スカイウォークのことが書かれているので、よりもっと知りたい方は三島スカイウォーク公式サイトを見てくださいね。
三島スカイウォークとは
三島スカイウォークは、すごい簡単に言うと「日本一長い歩行者用の吊り橋」です!
施設名 | 三島スカイウォーク |
正式名称:箱根西麓・三島大吊橋 | |
所在地 | 静岡県三島市笹原新田313 |
橋の長さ | 400m |
橋の幅 | 1.6m(車イスがすれ違えるように設計) |
橋の高さ | 最大70m |
三島スカイウォークの場所
三島スカイウォークがある場所は、伊豆半島の付け根にあたるところのほぼ中央、箱根の芦ノ湖から少し南西にある場所で、国道1号線沿いにあります。
▼三島スカイウォークの場所(Google Map)
三島スカイウォークがある場所は標高が415mほどで、北関東の那須高原や東京の奥多摩と同じくらいの高さにあります。市街地よりも涼しく感じたのはこのおかげですね。
吊り橋の正式名称は「箱根西麓・三島大吊橋」
「三島スカイウォーク」という名前は実は公募で決まった愛称で、本当の名前は「箱根西麓・三島大吊橋」だそうです!
箱根山の西側の斜面にあり、そこからは右手・北西には富士山、目の前・南西には三島市街と沼津市街、その向こうには駿河湾が広がる景色がとてもきれいで、そのことをいろんな人に知ってもらうべく作られたのがこの「箱根西麓・三島大吊橋」通称:三島スカイウォークらしいです。
三島スカイウォークに行くときに注意すること
三島スカイウォークに行く前に知っておいたほうが安心なことをいくつか書いておきますね。
- ワンちゃんの体重
- ワンちゃんがカートから落ちないか
- 気温や日差し
- エリアによっては有料になる
- チケット販売で並ぶ必要がある
ワンちゃんの体重
体重が25kg以上になる大型犬さんは三島スカイウォークを渡ることができないかもしれないのでご注意ください!
三島スカイウォークを渡るときにワンちゃんはカートに乗っている必要があって、使用できるカートの幅が70cm以内と決まっています。これは、三島スカイウォークで対面からのカートや車イスとすれ違うことができるように計算されていて、それ以上に大きいカートは橋に入ることがダメみたいです…!
さすがにカートに乗らないでワンちゃんを歩かせてしまうと、万が一の時にとても怖いことが起きてしまうので、幅70cm以内のカートは必須です。
幅70cm以内のカートであればご自身のものを使うことができます。また体重が25kg以下であれば500円でカートを現地で借りることができます。なので、体重25kg以上でカートを持ってない場合は三島スカイウォークを渡ることができません…。
体重25kg以上の大型犬さんでも、耐荷重がワンちゃんの体重以上で幅が70cm以内のカートに乗ることができていれば三島スカイウォークを渡ることができると思いますので、一度確認をしてみることをおすすめします!
ワンちゃんがカートから落ちないか
万が一の時でもカートからワンちゃんが落ちないように、カートとワンちゃんをつなぐことができるか、もしくはカートのフードを閉めることができるかなどをゲートを入る時に確認されます。
もしカートにワンちゃん転落防止用の紐がついていなかったり、フードを閉じることができないカートだった場合は、ゲートで500円のレンタルカートを借りたほうが安全です!
気温や日差し
三島スカイウォークは自然の中にあり市街地と比べると涼しい場所ではあります。ただ、見渡しがいい=日差しを遮るものがないので気温が高くて晴れている日はとても暑いです…!
僕が三島スカイウォークに行ったのは7月半ばで、気温は30度近くまで上がりました。運良く曇りだったので、カートに乗っていたり風に当たっていれば何とか過ごすことができましたが、もし晴れて日差しが強い暑い日だったら、きっと三島スカイウォークは渡らずにサウスサイドのお店で踏みとどまっていたと思います!
なので雲がない絶景を楽しみたい場合は、人間さんにとって寒くても晴れて日差しが心地よいくらいの季節、晩秋~初春がもしかしたらシーズンかもしれませんね。
エリアによっては有料になる
三島スカイウォークは、その周りにもいろんなスポットがあります。
吊り橋を境に「ノースエリア」と「サウスエリア」に分かれていて、ノースエリアへ入るには料金が発生するので気を付けてください。もちろん、三島スカイウォークを渡るのは有料になります。建設と維持費のためですね。
サウスエリアはゲートまでのエリアが無料で、そこだけで楽しむことも十分できます。
有料エリア
有料エリアへは、大人1,100円、中高生500円、小学生200円、幼児は無料で入ることができます。ワンちゃんは入場料はかからず、カートを借りる場合は500円でレンタルカートを借りることができます。
サウスサイド側の展望エリア
フォトスポット
この他にも、三島スカイウォークを渡った先のノースエリアは有料エリアになります。
有料エリアの様子は後半に載せますので読み進めてください!
チケット販売で並ぶ必要がある
有料エリアへ入るにはチケットを購入する必要があります。僕が三島スカイウォークに行った日は、曇っていたこともありそんなに人が多いほうではない日だったかもしれませんが、それでも10分くらいは待ちました。
チケット売り場の前には列を作るための柵が並んでいたため、涼しい観光シーズンで天気がいい日はきっとこの日の10倍くらいの人が並んでいるんだと思います…!そうなると30分以上は待つことになりそうですね。
三島スカイウォークのチケットはオンライン販売もしているので、有料エリアに入るのであればスマートフォンでチケットをオンライン購入しておいて、QRコードを見せる形での入場だととてもスムーズです。
購入してすぐに使うことができるので、その日のお天気や混雑具合を見てオンラインで買って入場することをおすすめします!
三島スカイウォークの駐車場
今回、僕は三島スカイウォークまで車で行きました!結構賑わっていて、駐車場も少しだけ並んで待っていました。
駐車場は無料で400台分が用意されていてとても広いです!ただ、賑わうとすぐに満車になってしまうので、連休などでみんながお出かけする時期は待つ気持ちでいたほうがよさそうです。
三島スカイウォークのレポート
では、僕が三島スカイウォークに行った時の様子をレポートしますね!
三島スカイウォークには午後1時頃に着いて15時頃まで居ました。暑かったこともありますし、お買い物の時間も短めだったので2時間くらいの滞在となりました!
当日の天気は曇り時々晴れで、滞在した13時から15時の時間の気温は30度~32度程度だったみたいです。湿度は50~60%程度で、暑くはありましたが風を浴びていると涼しく感じられました(ご主人談)。
到着してサウスエリアを抜ける
駐車場からすぐにサウスエリアに入ります。サービスエリアのような雰囲気ですね。
このエリアにはギフトショップのほかにもスカイガーデンや森のキッチンといったお食事ができるところもあって、ドライブ中に立ち寄るだけのもいいですね。
南ゲートから入場
駐車場からみてサウスエリアの左手へ進むと南ゲートが見えてきます。ここまでは無料エリアです。
もうすでに三島スカイウォークが奥に見えます!
南ゲートの受付前にはゲートの先に進むためのチケットの購入をする列ができていて、僕はその横で待っていました。
列の脇には三島スカイウォークの紹介版やいろんな説明書きがあるので、それを読むだけでもいろいろ三島スカイウォークのこだわりなどがわかります!
南ゲートから入る時に一応カートに乗ってみました!実際には、三島スカイウォークを渡る時にカートに乗っていれば問題ありません。
三島スカイウォークを渡る前に記念撮影
南ゲートの先に進むと何やら人だかりができています。
曇っていなければ、この場所からオブジェ越しに富士山と三島スカイウォークの両方が見えたみたいです!この日は曇っていたので残念ですね…。
皆さん、オブジェの前に並んでいて、自然とお互いに写真を取り合う流れになっていました。
オブジェ周り以外にも少し高台になっている展望エリアがあるので登ってみます!
展望エリアは、右手にノースサイド左手にサウスサイドが見える位置にあります。
右手側では三島スカイウォークを一望できて、曇っていなければこの奥に富士山も見えるみたいです!
左手側にはさっきまでいたオブジェも見えて、その先に三島市街・沼津市街、そのさらに先には駿河湾が見える絶景です!
この景色をもっと見てもらうために三島スカイウォークを作ったんですね。ありがとうございます!
吊橋(三島スカイウォーク)
園内マップに「吊橋」と書いてありますが、これが三島スカイウォークです!正式名称が「箱根西麓・三島大吊橋」なので「吊橋」が正解ですね。
三島スカイウォークを渡るときはカートに乗る必要があるので、入口手前でご主人に乗せてもらいました。カートともしっかり繋いで準備OKです!
三島スカイウォークは左側通行で進みました。立ち止まって記念撮影とかもしたかったみたいですが、急に立ち止まると危ないですし、向こうからも人が歩いてきますのでゆっくり注意して歩きました。
▼三島スカイウォークを歩いている動画(YouTube)
三島スカイウォークの床部分は風の影響を抑えるためにアミアミ(グリーチング)になっているみたいです。
アミアミの隙間から少しだけ真下の景色が見えますね。
三島スカイウォークからは先ほどの展望エリアとはまた違った広がりのある景色を見ることができます。
また、三島スカイウォークと並行して「ブイーーーン」と人間さんが飛んでいるロングジップスライドを見ることができます。
ロングジップスライドは入場料とは別料金で2,000円、往復560mを楽しむことができるみたいです!
ワンちゃん用のロングジップスライドもできたら、僕も体験できるんですかね…?怖いのでお断わりですけどね!
三島スカイウォークの長さは400mで、渡りきると北ゲートに到着します。
ノースサイドに到着
北ゲートを抜けるといろんなショップがあるエリアに到着です。三島スカイウォークを渡り切ったらカートから降りても大丈夫なので、北ゲートを抜けた先でカートから降りてしばらくノースサイドを散策しましょう!
このエリアには名物の「そらソフト」を買うことができるスカイウォークソフトクリームさんや、フクロウさんやハリネズミさんと戯れることができるフロックさんなど、美味しい&楽しいスポットがたくさんあります。
ノースサイドを散策
ノースサイドはいろんなアクティビティーができる他、僕たちワンちゃんでも歩けるエリアがあるので散策をしてみます。
展望デッキ
サウスサイドとは違った景色を見ることができる展望デッキがあります。こちらは三島スカイウォーク越しに駿河湾を展望することができました!
あじさいの小道
展望デッキの後ろには森が広がっていてそこに「Kicoroの森」や「あじさいの小道」といったウッドチップが敷かれている道があり散策することができました。
しばらく歩くと「恐竜アドベンチャー」の入口も見えてきました。
ウッドチップの道を大体20分くらい散策して、再度展望エリアのほうへ戻ります。
ロングジップスライド
三島スカイウォークを渡っているときに並行して「ブイーーン」と人間さんが飛んでいたのがロングジップスライドです。
ロングジップスライドは三島スカイウォークを往復する形で引かれていて、出発地点と到着地点を見ることができます。
大体1分に一度くらいですかね、「スリー、ツー、ワン、GO!いってらっしゃーい!」という掛け声と同時に人間さんが「うわー!」とか「きゃー!」と言いながら飛んで行っていました。
一度に3人まで飛んでいけるみたいでみなさんとても楽しそうにしていました!
掛け声とか人間さんの楽しそうな声がこだましていて、ついつい僕も目が離せない状態になっていました!
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ドッグラン
三島スカイウォークのノースサイドにはドッグランがあります!
場所は北ゲートのすぐ脇にありますが、建物の裏にあるため道順としてはロングジップラインの見学エリアからのほうがわかりやすかったです。
広さ的には車10台分の駐車場スペースくらいですかね?そこまで広くはありませんが、三島スカイウォークを歩いた緊張感などでストレスを感じているワンちゃんにとっては良い場所かもしれませんね。
この日は暑かったので僕はほんの数分しか使いませんでした!
犬目線でのご紹介なのでここでは書くことができませんでしたが、いろんなバギーやアスレチックパークなどのいろんなアクティビティやカフェもあるので人間さんはぜひ楽しんでください!
吊橋で戻る
ノースサイドでの散策を1時間ちょっとしてそろそろ帰ることにしました。
帰りもロングジップスライドの「ブイーーーン」を聞いたり遠くの景色を見ながら、ちょっと名残惜しい気持ちになっていましたね!
行きではあまり感じなかった風が心地よかったです。…でも風が吹くと吊り橋が少し大きめに揺れて、それが面白いというか怖いというか、ちょっとしたアトラクションっぽかったのを覚えています!
僕が帰ったのは15時ごろでしたが、まだノースサイドに向かう方も多かったですね。
三島スカイウォークの営業時間は9時から17時までなので、冬の日が短い日とかだと夜景がきれいかもしれません。…でも暗い中吊り橋を渡るのはちょっと怖いかな?
まとめ
今回僕が三島スカイウォークに行ったのが7月の半ばということもあり気温の高い日でした。
もし気候を加味してタイミングを選ぶことができるのであれば、おすすめとしては10月などの気温が落ち着いて晴れの日が多いときがいいかなと思います。
今回は三島スカイウォークと富士山をセットで見ることができなかったので、また次回来るときはちゃんと気候を考えてきたいと思います!
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