お出かけできる大きめの公園をご主人が探していると「インスタ映えする公園」「まるでラピュタに来たかのよう」と評判の公園を見つけたみたいです。それが神奈川県の横須賀市にある「観音崎公園(かんのんざきこうえん)」です。
そんなに遠くはないので早速観音崎公園へお出かけに行きました!
ここでは観音崎公園がどんな公園なのかレポートしますね。
観音崎公園について
観音崎公園は神奈川県の三浦半島にあって東京湾の入口ともいえる場所で、対岸にある千葉県の房総半島まで距離が一番近いところにあります。
▼観音崎公園の場所(Google Map)
場所からして東京湾に入る船が見やすいこともあり、江戸時代には江戸を、明治以降は東京を守る海の要(かなめ)として軍事施設が作られたところでした。
昭和の戦後しばらくの間は一般人が入れなかったこともあり、古い軍事施設が手つかずのままで自然に囲われる形になり、それがいわゆる「ラピュタ」感につながっているみたいですね!
▼観音崎公園の情報をまとめてみました
公園名 | 観音崎公園(かんのんざきこうえん) |
所在地 | 神奈川県横須賀市鴨居4-1262 |
面積 | 約704,000m²(東京ドーム約15個分) |
駐車場 | 有:550円/時 ※曜日や繁忙期などで増減 |
公式サイト | http://www.kanagawa-park.or.jp/kannonzaki/index.html |
遺跡のほかにも山道と海の両方を楽しめたりアスレチックフィールドや広場、横須賀美術館もあって、一日いても十分楽しめる公園ではないでしょうか。
観音崎公園の駐車場
観音崎公園の駐車場は観音崎海水浴場を中心に何カ所かあります。
▼観音崎公園の駐車場(Google Map)
繁忙期でなければ平日は基本的に無料、土日祝日は1日停めても550円です!
▼観音崎公園の駐車場に関する詳細はこちらをご覧ください
公式サイト「アクセス・駐車場」のページ
海水浴場の近くはバーベキューもできたりするため満車になりやすいので注意してくださいね。
ご主人はいつものように予約できる駐車場を抑えてから向かったみたいです。金額的には土日祝日なら公園の駐車場とほぼ変わらない金額で見つけられました。
▼予約可能な駐車場はこちらから検索できます
観音崎公園周辺の予約可能な駐車場@akippa(アキッパ)
観音崎公園のお散歩ルート
事前に何も調べることもなく行きましたが、公園内にいくつも案内板やマップがあるので要所を巡ることはできたかなと思います!
今回見て回れた場所はこんな感じです。
- 花の広場
- 戦没船員の碑
- 海の見晴らし台
- 砲台跡地
- 観音崎灯台
- 展望園地
- たたら浜
- 海岸園地
- 権現洞穴
- 観音崎園地
- 横須賀美術館
他にも「アスレチックの森」や「BEACH PARK LIVING」といった場所もあるので僕が回れたのは公園の半分くらいでしょうかね?
花の広場
今回僕は「花の広場」側から観音崎公園に入りました。来たのが年末ということもあり季節的にあんまりお花が咲いていませんでしたがとても広くて見渡しが良くて解放てきなところでしたね。
観音崎公園は海岸沿いにあってほとんどの場所が坂道だったりするので、走り回りたいなら花の広場がおすすめです!
戦没船員の碑
観音崎公園には大戦で亡くなられた船員の方々を慰霊するための「戦没船員の碑」があります。碑文石の後ろに広がる水平線がいろいろ思いを馳せますね。
ここは石畳なので日差しが強いときはワンちゃんが歩くと暑いかもしれません!
海の見晴らし台
戦没船員の碑を過ぎてしばらく歩くと道の横に古いトンネルがありました。
トンネルの中は暗くてひんやりしていて何となく怖い感じでしたね!クン活もせずに速足で通り抜けましょう。
トンネルを抜けた先に海の見晴らし台があり水平線が広がります。
砲台跡地
観音崎公園は江戸時代から昭和初期までの長い間に東京湾を守るための砲台がいくつも作られていました。その跡地が園内に点在しているのでそこが「ラピュタ感」を出しています。
コンクリートやレンガ、地層の切通しなどの人工的な建造物が長い年月を経て自然に飲み込まれていく様がまさにラピュタです。バルスしてます。
観音崎灯台
観音崎公園の代表的なスポット「観音崎灯台」に来ました!
観音崎灯台は「のぼれる灯台」として人気みたいです…が、ワンちゃんはNGなので僕はここまでです!
観音崎灯台は日本で最初の洋式灯台で、記念して観音崎灯台を造り始めた11月1日を「灯台記念日」にしたらしいです!「1」の文字が灯台っぽいからかと思ってました!
この日はご主人も灯台には登らなかったので、いつの日か灯台からの景色も写真に収めたいですね。
展望園地
観音崎灯台を見た後はしばらく元の道を戻って海の見晴らし台の横から「展望園地」のある方向へと下っていきました。
展望園地はビジターセンターの横にある芝生の広場で、ベンチやテーブルがいくつかあり休憩をするにはぴったりの場所です。
遠くには房総半島も見え、東京湾を往来する船を見ることができます。確かに観音崎に砲台や見張り台を作る意味が分かりますね。
けっこうせわしなく船が右から左、左から右へと動いているので眺めているだけでも時間が過ぎていきます。
今日はここでごはんを食べるみたいですね。
ご主人たちがごはんを食べてからそばにあるビジターセンターへ行ってみました。
ビジターセンターにはカフェや自然・歴史ガイドステーション、自然博物館などがあります。寄ってみても面白いですね(ワンちゃんNGです!)。
ビジターセンターの裏庭には何かのモニュメントがありました。
たたら浜(多々良浜)
ビジターセンターの脇に小さめの砂浜があります。そこが「たたら浜」といわれている場所のようです。
調べてみたらあのゴジラさんが初めて上陸したのがこのたたら浜だったみたいですね!どこかに足跡が残っているみたいですが、今回のお散歩では事前調査不足で見つけることができませんでした…。
ゴジラさんの足跡は見つけることができませんでしたが黒船のマイルストーンは見つけたので写真に収めました!
僕はいつの間にか貝殻をゲットしていました!
たたら浜の周辺もバーベキュー場や墓穴など楽しめそうな場所があるのでまたの機会にゆっくり見たいと思います!
海岸園地
ビジターセンターからしばらく海岸線沿いを歩いてみました。
ずっと貝殻を咥えていますが、そのまま歩き続けて観音崎灯台の下を周るかたちで進むと海岸園地へと入ります。
実は今の観音崎灯台は三代目で、先代(二代目)の灯台の残骸が僕がここで見ている先にあるらしいです。
初代の観音崎灯台はレンガ造りで地震でヒビが入ったため二代目をコンクリートで作ったみたいですが、作った矢先に関東大震災で傾いてしまったので今の三代目の灯台に作り直されたみたいです。関東大震災ってすごかったんですね!
二代目の灯台はこの海岸沿いに放棄されそのまま残骸が転がっているようです。僕もおもちゃを出しっぱなしにしますからね。
権現洞穴(ごんげんどうけつ)
海岸園地の中腹に観音様が置かれている「権現洞穴」があります。そこには観音崎の名前の由来となった観音様が置かれています。今の観音様は令和元年に作られたみたいです。
昔、ここには大蛇が住んでいて海を通る船を沈ませたり悪さをしていたらしく、偉いお坊さんがその大蛇を退治してここに観音様を祭ったところから観音崎の歴史が始まったみたいですね。
観音崎の歴史は神奈川県公式観光サイト「観光かながわNOW」:日本初が多数!観音崎の魅力【歴旅コラム】を参考にしました!
観音崎園地
権現洞穴を過ぎそのまま海岸沿いを歩くとバーベキューをやっている人がチラホラ。観音崎公園に来て一番人口密度が高い場所に来ました。
この先に観音崎公園のレストハウスがありその周辺にはバス停や駐車場、飲食店もあるため繁忙期は賑わいそうです。
観音崎海水浴場は人が多かったので早めに過ごして、その先にある「観音崎ボードウォーク」を歩きます。
横須賀美術館
今回のお散歩の終盤です。
観音崎ボードウォークを歩くと左手に横須賀美術館が見えてきますので立ち寄ってみます。
この日は「スカジャン展」が開催されていましたが僕はお外から見る程度でご主人がグッズを物色しているのを眺めています。
横須賀美術館の裏からまた山道に入り、登りきったところが最初の花の広場で、今日のお散歩は終了です!
観音崎公園をお散歩してみて
まずは事前にある程度情報収集しておいたほうがもっと楽しめたかもしれないと思いました!ただ何もなくても歩くといろんな発見があって面白いですけどね。
あとは海岸沿いということもあり結構高低差がある道だったり、山道はそれなりにごつごつしているので歩きやすい格好をおすすめします。
今回のお散歩で回れていないところやこの記事に載せられていないところもまだまだあるので、観音崎公園は今後も何度もきて楽しみたいと思います!
\応援お願いします/
1クリックいただくだけの応援をここでぜひお願いします!
皆様にクリックいただくことで頑張って記事を書くことができますので、よろしくお願いします!