先日3歳になってこれまでのことを振り返ってからこの先のことも考えてみた流れで「もっと年を重ねたら…」との思いから今からでも気を付けたり準備ができないか調べてみました!
まだ先のことのようにも思えますが、僕も元気で長生きしたいのである程度の知識を身に着けておいて、長寿の柴犬としてギネスに載れるくらいを目標に生きていきたいと思います!
これから老犬になっても元気でいるために老犬になったらどうなるかなどを調べてみました。僕のように今から準備をするワンちゃんに参考にしてもらいたいのと、もしすでにご長寿な先輩で「こんなことやっているよ」や「それは違うね」などのアドバイスをいただければと思いますので、ぜひご覧ください!
今回の記事を書くにあたって日本獣医師会さんのサイトの資料を参考にさせてもらいました!いろいろためになったのでリンクを貼らせていただきます。 → 日本獣医師会公式サイトはこちら
柴犬は何歳から老犬なのか
ご主人が僕の世話を始めて最初に「老犬」を意識したのは、僕が食べているドッグフード「ロイヤルカナン」の「柴犬 中・高齢犬用」を見た時だそうです。
ロイヤルカナンの柴犬 中高齢犬用は「老化が始まる8歳からの柴犬の健康維持に配慮したフード」と書かれていて、そこから考えるに柴犬は8歳ごろから老犬に入るみたいですね。
柴犬の8歳はおおよそ人間さんでいう48歳くらいの計算なので、まだそんなに「老犬」という感じではないとはいえ確かに老け始めているかもしれませんね…。
人間さんで「後期高齢者」と呼ばれる年齢の75歳に相当するのは、柴犬だとだいたい14歳ごろみたいです。14歳の先輩柴犬さんを見ると貫禄のある振る舞いをされている方が多いですよね!
なので柴犬さんは8歳くらいから老いが始まって、14歳の手前で「老犬」と呼ばれるような風格になるのではないでしょうか。
柴犬の平均寿命は14歳くらい
ちなみに柴犬の平均寿命を調べて一番目にしたのが12歳~15歳と書かれているところでした。日本の犬の寿命としては14.5歳が平均のようなのでそれとだいたい同じくらいですね。
我が国の犬の平均寿命は2010年では13.9歳、2020年では14.5歳となっており、「 7 歳以上(高齢期)」の割合は、2010年47.8%から、2020年55.6%と増加傾向にある。
「高齢犬の認知機能低下に対する飼い主の意識調査(PDF)」から抜粋
柴犬の12歳は人間さんの64歳、15歳だと人間さんの76歳ということで、僕の感想からすると
・・・まだまだ生きれる気がします!!
日本の人間さんの平均寿命が86歳らしいので、柴犬に換算すると17、8歳までは生きたいですね。
ギネス認定の最高齢ワンちゃんは30歳以上!
いろいろ調べていて分かったのが、ギネス認定されている世界最高齢のワンちゃんもいるみたいでそのワンちゃんは2023年2月1日時点でなんと30歳と243日生きているみたいです!
ギネスワールドレコーズ公式サイト:「ポルトガルに住む犬「ボビ」が史上最高齢の犬に認定」
ボビさんかっこいいですね!
柴犬の30歳ともなると人間さんの年齢に換算すると136歳になります!これはもう仙人の域ですね!
▼ギネス公式チャンネル「ポルトガルのわんこが30歳でギネス世界記録「史上最高齢の犬」に認定!」@YouTube
老犬になると見られる変化
ご主人的に僕がどういった状態になってきたら「老犬になったなぁ」と思うのか、老犬になるとみられる素振りや状態を調べてみました。
人間さんの老いとも共通するようなことにはなりますが、もし僕がこんな感じになったらいろいろ対応をお願いしますね!
- 体格の変化
- 食欲の衰え
- 毛の状態の変化
- 出不精になる
- 運動量の減少
体格の変化
食事の量を増やしていないのに太りやすくなってしまったり、ちゃんとご飯を食べているのに痩せてしまったりと、老いは体格に現れてきます。
歳をとると筋肉の量が減って、食べた分のカロリーを消費しにくくなるために脂肪がついて太ってしまったり、もしくは脂肪にすらならずに筋肉が減った分だけ痩せてしまって体格が変わるんですね。
食欲の衰え
噛んだり飲み込んだりする能力の低下や、味覚や嗅覚の衰えが食欲を弱めてしまうようです。おいしく感じられないので食べたくなくなるんでしょうね。
体格の変化でも書いたように、体の筋肉の量が減ることで消費するカロリーも減ってしまうので食べる量も少なくて済んでしまうようです。
毛の状態の変化
体の新陳代謝が衰えることで、毛にツヤがなくなりパサつきがでて換毛とは違って普段から抜け毛や切れ毛が増えてしまいます。
また人間さんと同じように白髪も目立ち始めるみたいです!
それ以外にも食べる量が減ってしまうと体を作るタンパク質自体が減ってしまって毛のパサつきとかボリュームが減ることにもつながってしまいます。
出不精になる
老犬になってお外に出たがらなくなる理由はいくつかあるみたいです。関節が痛くて歩きたくなかったり、筋肉が弱くなっていて歩くことが辛くなっていたり。他にも内臓の調子が悪いときもお外に出たくないみたいです。立ち上がる動作や歩き方がおかしかったりする場合は病院で診てもらうほうがいいですね。
また、お外自体に興味がなくなったり、むしろ怖くなってしまってお外に出たくなくなることもあるみたいなので、その時はご主人に励ましてもらうことが必要です!
運動量の減少
老犬になると、普段の動きがゆっくりになったり今まで飛び乗ることができていたソファーに乗らなくなったり。フローリングを歩く時の歩幅が狭くなっていたりと、運動量が減ってきます。
単純に立ち上がったり寝っ転がる時も「よっこらしょ」と言わんばかりの様子になるみたいですね。
老いて筋肉量が減ることで機敏な動作やバランス感覚が必要になる動作が難しくなり運動量が減ってしまうらしいです。
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老犬がかかりがちな病気
老犬になるとかかりやすい病気も調べてみました。ここに書かせてもらうものはその一部です。
- 腫瘍・がん
- 白内障
- 認知機能障害
- 心臓病
- 腎臓病
- 歯周病
ワンちゃんでも「腫瘍・がん」の発病は多いみたいで老犬になってきたら気を付ける必要がありますね。
僕たち柴犬のような日本犬で多いのが「認知機能障害」いわゆる「認知症」です。日本犬はもともと魚を多く食べていたので他のワンちゃんよりも魚に含まれている成分を多めに取らないと認知症にかかりやすくなると書かれているサイトもいくつかありました。
それぞれの予防や初期症状などはもっと深堀して調べてみてもいいですね!
老犬になったら気をつけること
老犬になって上のような変化や症状が見られたら気を付ける必要があることがいくつかあるので書いてみました!僕も今から覚えておくことで早めの対応をお願いしたいです!
- 散歩の質を変える
- シニア用フードを取り入れる
- スキンシップを多めにとる
- 定期健診をうける
散歩の質を変える
3歳時点で僕のお散歩は、1回2~3km、時間でいうと1時間前後を1日に2回してもらっています。
老犬になると筋肉量の低下や関節への負担など、疲れやすくなっているため一回のお散歩の量を減らして、短い距離や時間のお散歩にしてその分回数を増やしてもらうほうがいいみたいです。
これは僕が歩きにくそうにし始めたりすぐに歩くのをやめてしまい始めたら徐々に合わせてもらうほうが嬉しいですね。
また、歩く場所もアスファルトやコンクリートといった舗装されている道よりも土や芝などのほうが足腰への衝撃が少なかったり足で感じる感触が豊富だったり、細かい体重移動や地面の匂いで脳の活性化にもなるみたいです。
これは僕が老犬になったら山に住むしかないですね!
シニア用フードを取り入れる
僕が食べている「ロイヤルカナン 柴犬成犬用」でもご主人的には問題ないと思っているようですが、一応8歳からは「ロイヤルカナン 柴犬中・高齢犬用」が用意されているので、切り替える必要があるかなとも考えてくれています。
老犬になると若いころと比べて必要になる栄養が変わってきたり、生活も変わるのでそれに合わせた老犬用フードが必要になります。
おいしいごはんが食べられると、それだけでもうれしくて長生きしたくなります!
スキンシップを多めにとる
スキンシップは重要みたいです!
単純に楽しい・うれしいという感情が働くだけでなく、ご主人にたくさん触れてもらうことでその時に「あれ?目やにが出てるな」とか「息が臭いかな」など僕の体の不調に気が付いてもらうきっかけにもなります。
僕の場合はあんまり長い時間触られると嫌がるところがありますが、これも老犬になるまでには何とか克服しておきたいですね…。
定期健診をうける
定期健診を受けることで大きい病気でも初期の段階で食い止められる確率が高くなります。
今は年に1回の予防接種の時に血液検査程度しかしてもらっていませんが、やっぱり老犬と呼ばれる8歳くらいになったら年に2回は定期健診を受けたほうがよさそうです。
定期健診の内容はお医者さんと相談して決めるほうがいいみたいで、一般的には今行っている血液検査以外に尿検査、糞便検査を基本として、他にもレントゲン、CT、MRIなどなど人間さんのドッグと同じくらいいろいろ調べてもらうことができます。
一日ドッグの費用は大体16,500円くらいです。
まとめ
柴犬の老後に関していろいろ調べてみた感想として、今すぐできるアンチエイジングを取り入れて、一日でも長くご主人と一緒に楽しく過ごせる時間を増やしたい!と思いました。
老犬について分かったところで、今後はアンチエイジングについても調べてみたくなったご主人です。
めざせ!柴犬、30歳!
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