寝る時、放っておいてほしいとき、自分の落ち着く場所として使っている僕のお城「バリケン」について紹介します!
柴犬さんたちも近頃は僕のように室内に住んでいることが多いので、昔のように小屋を持っている方も少なくなっているのではないでしょうか。それでもやっぱり落ち着く場所があったほうがいいですし、何かあったときに入っておくことができれば僕もご主人も安心ですよね。
柴犬さん用のクレートをお探しの方の参考になればと思いますので是非ご覧ください。
▼こちらの記事でクレートの選び方やクレートトレーニングの仕方について書いていますのでご覧ください!
「バリケン」とは

僕が「バリケン」と呼んでいるのは、アメリカのテキサス州にある会社「ドスコシル」のブランド「ペットメイト」から出ているクレート「ウルトラ・バリ・ケンネル」のことです。
「ケンネル(Kennel)」は日本語で「犬舎」もしくは「犬小屋」を意味しているので、「バリ」シリーズの犬小屋ってことでしょうかね。
商品の紹介ページには
「飛行機での旅行の場合、ウルトラ バリ犬舎はほとんどの飛行機旅行の要件を満たしています。」
と書かれているのでいつかバリケンに入って飛行機も乗ってみたいです!
バリケンを選んだ理由
ご主人がバリケンを選んだ理由は3つあります。
- 大きさ
- 強度(頑丈さ)
- 見た目
大きさ
大きさに関しては僕のような柴犬でも中で立ち上がることができるサイズが必須でした。中に入って立ってくるっと回れるものを探すと、近所のペットショップでは選択肢がかなり絞られます。
クレートを探し始める前にだいたいでもいいので柴犬の体のサイズを測っておくといいですね。

また、奥行きに関しても僕が中に入って寝転んだりしたときに壁に体が当たったりはみ出てしまわない大きさが必要です。

強度(頑丈さ)
飛行機に乗れるように
これはクレートを探しているときにショップの店員さんからアドバイスをもらったようですが、旅行、特に飛行機に乗る際にはある程度強度があるクレートでないとダメみたいです。
僕みたいに体重が10kgある柴犬さんだと金属製のものが必要かもしれないですね..。
避難時に守られるように
地震や台風などの災害時落ちてきたものや飛んできたものから守ってもらうにも強度は必要ですよね。寝ているときに何かの下敷きになるのはイヤなので少しでも頑丈なものに守られているほうが安心です。

見た目
これはご主人の好みだと思います!
大きさと強度を考えるとある程度は選択肢が絞られてしまいますが、なかでもバリケンが一番シンプルで良かったみたいです。
ペットメイトのクレートのラインナップ
ここではペットメイトから出ている僕のような柴犬も使えるサイズのクレートを紹介します。小さいワンちゃんに合うシリーズもありますが今回は柴犬に絞っておきますので、気になる方はペットメイトの公式サイトをご覧ください。
ペットメイト公式サイト/プラスチックケンネルのページ(Google翻訳)
ペットメイトからはいくつかのクレートが販売されています。日本ではあまり見かけないものもあるので、もし購入される場合はネット通販がいいかもしれません。ただ僕のご主人の場合は、クレートのサイズや質感、使い勝手を確かめたうえで買いたかったようで、実物を見ることができたバリケン一択だったみたいです。
いろんな名前がありますが日本では「バリケン」と呼ばれていることが多いみたいなので、検索するときは「バリケン スカイケンネル」とか「バリケン コンパスケンネル」で調べたほうがいいですね。
ウルトラ・バリ・ケンネル
まずは僕が使っている「ウルトラ・バリ・ケンネル」ですが色は「トープ(モグラ色:茶色とグレーの間くらいの色)」1色のものと、「トープ/ブラック」のツートーンのものがあるみたいです。僕のは「トープ/ブラック」ですね。
トープは2サイズ(21インチ/48インチ)、トープ/ブラックは4サイズ(28インチ/32インチ/36インチ/40インチ)あります。
▼トープ

▼トープ/ブラック

スカイ・ケンネル
ご主人的にはもし次買うならこの「スカイ・ケンネル」が欲しいと言っていました。これはもう空の旅専用のクレートですね!
名前が「スカイ・ケンネル」なのでバリケンのように略すると「スカケン」になるかと思いましたが、日本で販売しているサイトを見ると「バリケン」と書いていました。
スカイ・ケンネルはライトグレーの1色、6サイズ(21インチ/28インチ/32インチ/36インチ/40インチ/48インチ)のバリエーションがあります。
▼スカイ・ケンネル

コンパス・ケンネル
もう一つ紹介するのは「コンパス・ケンネル」です。こちらも「コンケン」とは略さないみたいですね。
コンパス・ケンネルの特徴としては、扉が両開きになっている点とケースの上下をスライドして接続するところでしょうか。バリケンやスカイ・ケンネルは上下はネジで接続します。
▼コンパス・ケンネル

コンパス・ケンネルは白(上白、下側は黒)1色のカラーバリエーションで、サイズは6サイズ(19インチ/24インチ/28インチ/32インチ/36インチ/40インチ)あります。
柴犬に合ったバリケンのサイズ
さて、僕のお城「ウルトラ・バリ・ケンネル」の話に戻ります。
バリケンは6サイズのバリエーションがあるので柴犬に合ったサイズを選ぶ必要があります。実際に今僕が使っているのは32インチサイズのものです。
▼32インチサイズの外側の寸法
奥行(最長辺の長さ) | 32インチ/81.28センチ |
幅(扉がある辺) | 22.5インチ/57.15センチ |
高さ | 24インチ/60.96センチ |

バリケンには重量範囲というものがあるみたいで、簡単に言うと中に入るワンちゃんの体重の目安でしょうか。
僕の32インチのバリケンだと「30ポンド~50ポンド」とのことで、kgだとだいたい13.6kgから22.6kgが範囲内に入ります。僕の体重は10kgなので問題ないのかな?
ちなみに、柴犬の平均体重はオスが10kg、メスだと8kg程度らしいです。
クレートを選ぶときはさっきお伝えした大きさ(中で立ち上がってくるっと回れる/寝たときに体が壁に当たらない)をカバーしていることが重要で、重量範囲は範囲外でもワンちゃんが軽い分には気にしなくてもいいのではないでしょうか。
もっと大きい36インチや40インチもいいなと思いましたが、実物を見ることができなかったのと、あと今となっては車に入らなくなることも考えると32インチサイズがちょうどいいです。
バリケン自体が重たいかも!

僕が使っているバリケンは32インチサイズで「もっと大きいのもいいな」と言いましたが注意が必要です。
バリケン自体が結構重たくて、もし頻繁に移動したり持ち運ぶのであれば大きすぎると大変です!
32インチサイズのバリケン自体の重さが7.3kgくらいで、40インチサイズにもなると14kgもあり僕の体重よりも重たくなります。ご主人、ギックリ腰には気を付けてくださいね!
しっかり頑丈に作られている分、重たくなるんですね。
バリケンの組み立て方
バリケンは上下2つのピースと扉、あとはピースを固定するネジでできています。いつもご主人がやっているバリケンの組み立て方を簡単に紹介しますね。

手順としては
- 上側を乗せる
- 扉をはめる
- ネジで上下のピースを固定する
の3ステップになります。
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上側を乗せる
まずは下側のピースに上側のピースを乗せます。この後扉をスムーズにはめられるように下側のピースとしっかりかみ合っているか確認しましょう。

扉をはめる
とびらは開閉側と軸側を考えてつけます。置く場所によって右開き左開きを変えることができます。

今回は右開き(右側に軸がある)ではめます。
まずは扉の軸を下側のピースの軸受けの穴に入れます

次に上側も同様に扉の軸を軸受けに差し込みます。この時に上側のピースを少し持ち上げると入れやすいです。

軸がはまったら次に扉の開閉部をつかんで扉の動きがおかしくないか確認してください。

曲がったりずれたりせず開閉できるようならOKです。
そのまま開閉部をぐっと握ります。

握ると上下の軸が引っ込むのでそのまま扉を閉めてください。

開閉部の軸も上下の軸受けにはまれば扉の取付は完了です!

ネジで上下のピースを固定する
扉をはめたら最後に上下のピースをネジで固定します。
バリケンの前後左右それぞれに全部で10カ所ネジ留めの穴があります。

ネジはボルトとナットのセットになっていて、ナットのほうは手でも回せるように歯車状の頭になっています。

このネジを各角に2カ所、側面に1カ所ずつ付けていきます。角には大きめの穴がありますが、これは輸送時にフックをひっかけるためのものなのでネジは入れないようにしてください。

それぞれ穴の下側からネジを入れます。

出てきたボルトにナットをはめて回しつけます。緩まないようにしっかり締めておいてくださいね。

10か所全部にネジをつけたら完成です!

見せます!僕のバリケンの中
僕がバリケンの中でより安心・くつろげるようにご主人が使っていたブランケットなどを入れてもらっています。
何も入れない状態ではプラスチックの板の上に寝ることになるのでちょっと肩が凝りますかね。

冬の寒い季節はこの状態でもいいですが、夏になるとブランケットや毛布よりもすのこや冷感マットのほうがいいですね。
柴犬は寝る時に掘る習慣がある子が多いのでボロボロになりにくい材質のものがいいと思います。
まとめ
バリケンについて参考になりましたでしょうか?柴犬のクレート選びに少しでも役に立ててれば幸いです。
僕のご主人はクレート選びの際に1つのクレートですべてをまかなうことを考えていたためバリケンに決めましたが、用途によって使い分けることができれば、バリケン以外にも軽いものや折りたためるもの、持ち運びがしやすいものなどいろいろあるので、皆さんと柴犬さんがどういった風にクレートを使っていくのかをイメージして選んでみてくださいね。
▼こちらの記事でクレートの選び方やクレートトレーニングの仕方について書いていますのでご覧ください!
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