以前、僕は夏バテになり病院に行ったことがあります。大事には至らなかったもののご主人にも心配かけましたし、どう対応すればいいのかとても困ってしまったようです。
毎年夏前から気を付けるようになった「夏バテ」に関して、僕の実体験をもとに説明しますので是非参考にしてください!
柴犬の夏バテ目安
まず柴犬さんたちがどういった素振りを見せたら「夏バテ」なのかをお知らせします。僕の場合、夏バテになったときの症状としてはこんな感じだったみたいです。
こんな素振りは柴犬さんたちの「夏バテ注意報」なので覚えておいてくださいね。
- 日陰などの涼しいところから動かなくなる
- 舌を出して呼吸するようになる
- なかなか歩かない、散歩中でもすぐに座りこむ
- 食欲がなくなる
日陰などの涼しいところから動かなくなる
普段はリビングの片隅やソファー、バリケンで寝っ転がっている僕ですが、夏バテの前兆として玄関のタイルや台所など普段は寝ないところにいる時間が長くなっていたようです。
今考えると玄関のタイルはフローリングや絨毯よりも冷たく感じますし、僕の家の台所は北側にあって日が当たらず料理をしていないときは涼しいところです。
なので本能的に少しでも涼しいところへと移動していたのかもしれません。

舌を出して呼吸するようになる
暑くなると柴犬は舌を出して呼吸をするようになるみたいです。
人間さんみたいに汗をかいたりできないので、口を開けて舌を出すことで少しでも体の熱を下げようとしているみたいですが、舌を出して「ハァハァ」とするように呼吸をしだしたら夏バテの前兆だと思ってください!

なかなか歩かない、散歩中でもすぐに座り込む
ここまでくると自分でも「もうだめです..」の合図を出している状態かなと思います。

普段のお散歩よりも歩くペースが遅かったり、立ち止まったり座ったり、いわゆる「拒否柴」をしたり…ぐずり始めたら夏バテ、ひどいときには熱中症になっていることも考えられます!

食欲がなくなる
食事をとると胃の消化が始まることで内臓が動いて体温が上がるみたいです。暑いときは体温をあげたくないので食欲がなくなってしまいます。
ただでさえ暑くて動くこともしたくないので食べることを拒否してしまいます。
普段のお食事どころかいつもなら喜んで食べるはずのジャーキーにも見向きもしなくなります。

犬の夏バテ防止グッズ
僕のような柴犬だけでなく基本的に犬さんは人間さんよりも暑いのが苦手なので、いろんな方が犬の夏バテグッズを考えてくれています。
楽天市場やAmazonで「犬 夏バテ」と検索すると、夏バテ防止グッズとして身に着けるものや寝床にするもの、食べ物から扇風機までいろんなものがありますので一度ご覧ください!
僕が夏バテで病院に行った日のこと
僕が生まれてから散歩に出られるようになって初めて本格的な夏を過ごした時、僕もご主人も夏の怖さをあまりよくわかっていなかったので僕は夏バテになってしまいました…!
いきなり夏バテになったというよりも、今となっては上に書いた通りいろんな症状は見ることができていたとご主人は後悔しています。
ここでは僕が夏バテで病院に行った日のことをお話ししますね。
いつも通りのお散歩から
8月の後半のある日でした。いつものように朝6時過ぎからお散歩に出ています。
特別日差しが強いわけではありませんでしたが8月特有の熱帯夜&真夏日が続いている時期でこの日よりも前からお散歩中の座り込みや舌を出して「ハァハァ」と呼吸するような状態だったみたいです。
朝の散歩中に動かなくなる

お散歩中に草の上に座ってしまいました。暑くなってからは座ることが多かったのでご主人も「暑いからね、ちょっと休もうかね」程度に考えていたみたいです。

しばらくすると座るどころか伏せてしまいどことなく表情も歪んでいます。

そしてそのままぐったり…。この写真を撮ってからすぐにご主人に抱っこしてもらって帰りました。
ご主人が言うには抱っこされてもどこにも力が入っていない感じでダラーンとしていたのでかなり心配だったみたいです。
水も飲まず、ごはんも食べない
帰宅後、玄関のタイルに横たわったままだったのでご主人が水をもってきてくれたりしましたが見向きもせず伏せていたようです。もちろんごはんもおやつも見向きもしません。
病院に連れて行ってもらう
心配だったご主人は僕を病院へ連れて行ってくれました。

待っている間も待合室のフローリングに伏せていました。エアコンが効いていたので少し回復したかもしれません。
お医者さんからのお話
診察をしてもらい、ご主人から症状を聞いたお医者さんは
「夏バテみたいですので涼しくしてあげてください。水はすぐに飲めるように近くに置いてあげて、ごはんは無理やり食べさせないで、食べれるようなら水でほぐしてあげたりして少しでも食べやすくて水分も摂れるように」
とのことでした。
まだ熱中症っていうほどの症状ではなかったみたいですが、何か薬を飲むことですぐに回復するようなことでもないらしいので「涼しいところで安静」が必要でした。

何とかご飯を食べてひと安心…
お医者さんに診てもらい、病院で十分涼んだで帰ってきました。
ただやっぱり玄関のタイルからは動く気がしなくてしばらくはまた玄関で伏せていました。
ご主人が水を用意してくれたのと、病院の帰りに何とか僕がご飯を食べるようにといつもは買わない高級食「プレイアーデン」の缶詰を奮発して買ってくれていました。
1歳の誕生日の時にプレイアーデンの缶詰を食べたことがありましたが「まさかまた食べれるとは!」と、僕も急に元気になって夢中になって食べてましたね…

これを見てご主人もひと安心してくれたみたいです。
その後はエアコンを常時ON
この日まではうちではあまりエアコンは使っていませんでしたが、僕のために常時エアコンをONにしてもらうようになりました。設定温度は23度。常に涼しい状態で助かります。
夏バテより危険!熱中症になったら
僕が夏バテになって病院に行った日はこんな感じでまだ熱中症とまではいかなかったので大事には至りませんでしたが、もしもっとひどくなってしまった場合の対処方法を書いておきます。
ただ夏バテや熱中症にならないように気を付けてもらうのが一番大切なことなので、そこだけは十分注意をお願いします。
どうしても熱中症になってしまったら…
- とにかく体温を下げて!
- 病院に行ってお医者さんにも診てもらって!
とにかく体温を下げて!
まずは当然ですが体温を下げるようにしてください!保冷剤や氷嚢(ひょうのう)、もしなければ氷を入れたビニール袋またはコンビニなどで売っている氷を袋ごとを使って脇や股、首回りを冷やしてあげてください。

冷やしすぎてもダメなのでご自身の皮膚の感覚と合わせて冷やして/離してを繰り返したり、可能であればタオルなどに包んで当ててあげると凍傷を防ぐことができます。
病院に行ってお医者さんに診てもらって!
熱中症になるとひどい場合は脱水症状を起こして痙攣(けいれん)や失神を起こして脳に障害が残ったりすることもあるので、早めにお医者さんに診てもらってください!
熱中症自体は薬で直るものではありませんが、適切な処置を施してくれたり、栄養を点滴してもらうこともあります。
僕のご主人もお医者さんにアドバイスをもらうことでいろいろ対処法がわかって安心していました。
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夏バテ防止・熱中症対策のためにできること
初めての夏で夏バテをしてしまってから、お医者さんのアドバイスもありその後はご主人がいろいろ気を付けてくれています。
- 25度以上のところには長居しない
- ごはんには水分をたっぷり
- 日中のお出かけは避ける
- 外出時はキャリーカートを必ず持っていく
- こまめに水分補給
また、夏バテ防止グッズへのリンクも貼っておきますので、参考までにご覧ください。
気温が25度以上のところには長居しない

柴犬さんはもともと外飼いされている子も多かったようですが、最近は僕のように室内犬も多いと思います。実は外飼いの柴犬さんは日陰や風通しのいいところなどの涼しいところを自分で探したり、地面に穴を掘って少しでも涼しいところを見つけたりと工夫をしていることがあったみたいですが、室内犬はそうはいきませんよね。
僕の場合もそうでしたが、夏は室内でも25度以上になるのは当たり前!なので夏バテになってしまうんです。
なので自宅でも25度以上にならないように、特に夏の間は気温が20度を超えるくらいから冷房の設定温度を23度にしてつけておいてもらっています。
寒い分には柴犬は強いですからね!
ごはんには水分をたっぷり
食欲がないときは水分補給も兼ねて消化を助けるようにごはんに水分をたっぷり含ませてもらっています。
普段、僕は「ロイヤルカナン」のドライフードを食べていますが、上に書いた夏バテ事件以来、ごはんは水(またはぬるま湯)に浸してもらうようになりました。
最初は水分補給のためでしたが今では消化を助ける目的やお腹の健康のためにもドライフードを水に浸してもらい続けています。
▼僕のごはんついてはこちらの記事をご覧ください。
日中のお出かけは避ける

夏の日中は人間さんでも暑いですよね!そんな日中にはできるだけ外出はしないようにしています。
お散歩も朝も7時までには終わるのが理想的です。7時を過ぎるともう日差しも地面も熱くなりますからね。夜は日が暮れて少しでも涼しくなる時間からがいいです。熱帯夜だとなかなか気温は下がりませんが、地面の温度は日差しがなくなるだけで下がります。
外出時はキャリーカートを必ず持っていく
とは言え、やっぱり夏でもお出かけはしちゃいますよね。そんな時は必ずキャリーカートを持っていってもらい、舗装された道や長時間の移動時は乗せてもらうようにしています。
アスファルトの道はフライパンのごとく暑いです!気温が30度でもアスファルトは60度を超えていることもあるので、僕にとっては焼石地獄みたいなものですね。

こまめに水分補給
これは結構重要です。
ご主人のほうから「水飲むかい?」と水を差しだしてもらうことで「そうそう、ありがとうございます」と飲むこともしばしば。犬さんのほうから水を欲さなくても時々水を見せて水分補給を促してあげてください。

改めて夏バテ・熱中症対策を
気温でいうと20度を超えるころ、季節的には5月の後半からでしょうか。それくらいから柴犬さんの様子を見てあげて、ここに書かせてもらったような対策を取ってもらえると嬉しいです。
- 25度以上のところには長居しない
- ごはんには水分をたっぷり
- 日中のお出かけは避ける
- 外出時はキャリーカートを必ず持っていく
- こまめに水分補給
僕は最初の夏に夏バテをしてしまってから、その後気温が高くなる時は必ずエアコンをON、室温を23度以下に維持してもらって、ごはんは水に浸したものを食べて、日中の散歩は避けて、お出かけにはキャリーカートを持参。出先でのお水の補給をこまめにすることで、それ以降の夏は暑いとは言え食欲不振になったりはせずに過ごすことができています。
やりすぎて後悔することはないと思いますので、皆さんもぜひ夏バテ対策・熱中症予防をお願いします!

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