新しい年度に入って生活が変わった方も多いかなと思います。お引っ越しやご入社またはお子さんが自立されたりといろんな転機がありますね。
その中で「犬を飼いたいな」と思われる方も多いのではないでしょうか。以前の僕のご主人もそうでしたが、ワンちゃんを迎えるにあたって検討しなくちゃいけないことがたくさんあるかと思います。
一番気になるのが「値段」「維持費」など「いくらかかるの?」といった経済的なことですよね。ワンちゃんをはじめ命を迎え入れるとなると、ある程度計画的に考えておかないとすぐに投げ出すこともできず後々問題になってしまいます。
ここでは柴犬である僕が包み隠さずにお金のことをお話ししますので是非参考にしてください!
僕の計算表をお見せします
僕は生まれてからもうすぐ3年経ち、すっかり成犬になったので、この先数年は費用が大きく変わることはないのかな?と思っています。
そこで、ご主人が僕を迎え入れたときとその後一緒に暮らしている間にかかった費用の計算表を載せますね。
ただし、必ずしもここに漏れなくすべての金額が乗っているかというとそうでもないのと、他のお家の柴犬さんでも違ったりすると思うので、あくまでも参考程度にしておいてください。おそらくこの金額は少なく見積もった金額だと思います。
初期と年間の費用
早速ですが、初期は365,850円、年間は115,790円の計算になります。詳細はこれから説明しますね。
まず初期についてですが、僕はブリーダーさんを紹介しているサイトを仲介してブリーダーさんから直接今のご主人に迎えてもらいました。
その迎え入れる時に必要になった金額とご主人のほうでいろいろ用意してくれたものの値段を合計して「初期」の値段としています。
柴犬を迎えるための初期の金額
合計 | ¥365,850 |
柴犬の値段 | ¥200,000 |
混合ワクチン(5種) | ¥7,000 |
仲介手数料 | ¥11,390 |
混合ワクチン(8種) | ¥8,800 |
血統書登録 | ¥0 |
区役所登録 | ¥3,000 |
設備 | ¥135,660 |
次に迎え入れた後に必要になった金額です。この「年間」と書いている金額は毎年1年間にかかる費用だと思っていただいて問題ありません。
柴犬と暮らすための年間の金額
合計 | (単価) | (回数) | ¥115,790 |
狂犬病予防接種 | ¥3,600 | 1 | ¥3,600 |
狂犬病予防注射済票 | ¥550 | 1 | ¥550 |
混合ワクチン(8種) | ¥8,800 | 1 | ¥8,800 |
フィラリア予防 | ¥4,200 | 7 | ¥29,400 |
ドッグフード | ¥4,080 | 18 | ¥73,440 |
だいたいの費用感は見えたかなと思いますがいかがでしょうか?
迎え入れる時と一緒に暮らすための金額
上記の金額の詳細や補足の説明をしますね。
迎え入れるための初期の金額
初期費用で一番大きいのが柴犬さん自身の金額(値段)ですね。僕の場合はもしかすると安いほうなのかもしれません。
柴犬の値段:¥200,000
知り合いから子犬を譲ってもらったり、保護する形で迎え入れるとここはほとんどかからないかなと思います。
柴犬の値段の基準としては、柴犬が欲しい人の数に対してどれくらいの子犬さんたちが待っているかによるかと思いますが、柴犬の子犬の場合は20万円前後が相場のようです。高くても50万円はいかないのではないでしょうか(有名人の犬の子だったりしたら分かりませんけどね)。
次に大きいのが設備費用です。
設備:¥135,660
詳細はこんな感じです。
ケージ | ¥18,700 |
食器 | ¥700 |
ケージの中に敷くマット | ¥2,980 |
タイルカーペット | ¥4,260 |
トイレ関連 | ¥5,780 |
ブラシ | ¥790 |
クレート | ¥18,500 |
フェンス | ¥11,720 |
カート | ¥63,000 |
リード | ¥4,280 |
ハーネス | ¥4,950 |
クレートやカート、リードやハーネスは必要になってからの購入でもいいと思うので、設備費は10万円弱とみていいかなと思います。
初期の金額に関する補足としては
- 混合ワクチンは8種である必要はありません
- おやつやおもちゃは1つあたり¥1,000前後のプラス
- おそそ(お漏らし)したときの専用洗剤は別費用
といった感じでしょうかね。
柴犬と暮らすための年間の金額
次に柴犬と暮らすために必要になる年間のだいたいの金額としては10万円以内に収まりそうです。
これは飼い主さんがどれくらいお金をかけてくれるかによって大きく変わりますね!
僕の場合は保険に入っていなかったり、あんまりお洋服を着たりしないので、年間の費用は少なくなっているのかもしれません。あとはまだ3歳ということもあって病院に行く機会が少ないのも理由になりますね。
年間の費用で一番大きいのがドッグフードです。僕の場合はブリーダーさんが離乳後から出してくれていた「ロイヤルカナン」をそのまま食べ続けていて、生後10ヶ月になったところでロイヤルカナンの「成犬用」に変わったくらいですね。
もちろんこの年間費用の中にはおやつやおもちゃが入っていないので、これを足すとプラスで2万円~3万円は増えるのではないでしょうかね…?
一緒に暮らすための金額の補足としては
- 洋服が着れるワンちゃんなら1着当たり2,000円は見てもいいかも
- トリミング&シャンプーをお願いする場合は1回8,000円前後で検討
といった感じで、お金をかけるのであれば年間でもっとかけることができます!
柴犬の医療費に関して
僕の場合はまだ若いのでそこまで医療費がかかっていませんが、この後考えられる病気やケガ、症状によっては医療費を前もって用意しておいてもいいかもしれませんね。
年間の費用にも入ってる「混合ワクチン」や「フィラリア予防」に関しては、僕はご主人と一緒にキャンプに行ったりするので虫刺されやダニ・ノミの被害を考えて少し多くなっています。
大まかな金額感を見てもらうために治療にかかる金額を表にまとめてみました。あくまでも大まかな金額感です。程度や症状によって全く変わるので実際にはお医者さんと話してどれくらいか確認をしてくださいね。
歯周病 | ¥100,000 |
異物誤飲 | ¥80,000 |
皮膚炎 | ¥10,000 |
下痢 | ¥5,000 |
外耳炎 | ¥3,000 |
僕のご主人は何かあってお医者さんに行く場合は、最低1万円はかかる覚悟でいるようです。
柴犬の食費はどれくらい?
柴犬の食費に関しては、上に「ドッグフード」として年間7万円くらいと書いています。
ドッグフード:¥73,440
ロイヤルカナンの成犬用3kgの袋をセールなどのタイミングでまとめて4袋くらい買って節約をしているみたいです!買うお店やタイミングで1袋当たり500円~1,000円も変わるので、ご主人はいつもただならぬ様相で探しています…!
健康面の配慮や体調次第ではロイヤルカナン以外のドッグフードにする必要もあるので、食費は多めに考えると30万円を超える場合もあります。
ちなみに僕にとってのご馳走「プレイアーデン」は、1缶で800円くらいするので、毎日食べたら1カ月で5万円くらいしますね…!ご主人、頑張ってください!!
その他に考えておいたほうがいい費用
もちろん柴犬を迎えてごはんを食べるだけではありません。
他にも考えておいたほうがいいことはたくさんありますが、これは柴犬さんに限らずお子さんやお友達と過ごすときでも発生するので「楽しむための費用」という感じで考えておいてください。
- 入場(入園)費
- 交通費
- 光熱費
- 宿泊費
などなど、いろんなところでお金はかかりますね。
まとめ
柴犬と暮らすための費用をかなり大まかな形でまとめてみましたが、参考になりましたでしょうか?
僕のご主人もそうですが、かかる費用よりも僕と過ごす時間や経験、楽しさのほうが大きいと感じくれているみたいです。
繰り返しになってしまいますが、ここに書いたことはあくまでも現時点での僕の視点なので、他の方の情報も参考にして、ワンちゃんが安心して過ごせるように準備してあげてくださいね!