11月の後半に長野県にある入笠山(にゅうかさやま)に登りました!
季節的に最高気温も20度を下回る日が続いて、柴犬の僕にとっても動きやすい時期になり、いろんなところへのお出かけが楽しく感じる「行楽シーズン」です。暑いと登山が辛くても晩秋になると心地いい運動になりますね。
入笠山には去年も来ていて、その時は入笠山の山頂近くにある「マナスル山荘天文館」まで車で登って宿泊して、翌朝の日の出を入笠山の山頂から見ました。それがとても良かったらしく、「また行きたい!」とご主人が張り切って、今回は登山口から犬連れ登山にチャレンジする運びになったみたいです!
入笠山での犬連れ登山の様子をレポートしますので是非ご覧ください!
入笠山について
まずは入笠山(にゅうかさやま)についてまとめてみます。
入笠山は長野県の伊那市と諏訪郡富士見町の堺になっている、標高1,955mの山です。入笠山は南アルプスの北の端に位置していて頂上からは八ヶ岳、富士山、中央アルプス、目下には諏訪湖も見ることができます。
山頂付近まで富士見パノラマリゾートさんのゴンドラ(ロープウェイ)が伸びていて、しかも犬さんも乗ることができるので気軽に楽しむこともできる山です!
ゴンドラで往復する場合の料金は、犬さんが800円、大人が2,000円、お子さんは1,000円です。
▼入笠山の場所(Google Map)
入笠山の山頂付近には入笠湿原や大阿原湿原、他にも牧場などの歩いて回れる場所がいくつかあって、季節によっては高山植物や珍しい花などが見れる場所としても人気で、スズランが見頃になる6月が入笠山のベストシーズンみたいですね。
入笠山の名前の由来
入笠山(にゅうかさやま)の名前の由来としては「雨が多く傘(笠)を持って入る山」とか「編み笠に形が似ている」、「稲積(=にゅう)の形に似ている」などいろんな説があるみたいです。僕としては「ニュウ」の響きが何となく英語っぽくてかっこいいと思いました!
入笠山を登るにあたっての注意点
今回、僕が入笠山に登ったのは11月の下旬。前日から気温が下がって最低気温が-2度にもなった寒い時期でした。「甘い装備だったら結構危ない!」と感じたこともあり、装備以外にも入笠山を登るにあたって注意しておいたほうが良いと思ったことをまとめてみます。
山頂付近はマイカー規制がある
入笠山は自然保護のためにハイシーズンなどにマイカー規制が設定されています。マイカー規制期間中は沢入登山口から山頂方面へは山頂付近の山荘に宿泊をされる方以外は車での乗り入れられなくなりますので気を付けてください。
マイカー規制がされているときは麓からゴンドラ(ロープウェイ)で山頂駅まで登るか、車では「沢入登山口駐車場」に車を停めて徒歩で山頂を目指すことになります。
沢入登山口駐車場
沢入登山口の駐車場は40台ほど停めることができる大きさで、一応トイレもあります(オフシーズンだったからか僕が行ったときはトイレは閉鎖されていました)。
大阿原湿原の駐車場
大阿原湿原の脇にも20台くらい停められそうな駐車場がありました。マイカー規制が掛かっていない時期ならここまで車で来て散策することもできそうですね。
マイカー規制に関しては、インターネットで「入笠山 マイカー規制 20〇〇年」などのキーワードで調べると最新の情報を見ることができるのでもし車で入笠山に向かう場合は試してみてくださいね。
急な傾斜や大きめの石がある
登山口から登り始めた場合、まず初めに感じるのが「結構急な坂が多い」ことです。
登山口の標高が1,450mで入笠山の山頂が1,955mなので500mくらいは登ることになります。特に山頂付近は傾斜がいっそう急になるだけでなく石も大きいものが増えてきます。
軽装で山頂を目指すと、途中でギブアップすることになるかもしれませんので注意してくださいね!
トイレが限られている
これは登山やハイキングでは常に注意する必要があることかなと思います。
今回僕が歩いたコースでは沢入登山口駐車場のトイレは閉まっていたので、トイレはそこから1時間ほど登った入笠湿原に1つあっただけでした。
登山コースの途中にはおトイレがなかったので「どうしても…!」という時は富士見パノラマリゾートさんのゴンドラの駅や、マナスル山荘さんに立ち寄っておトイレを使わせてもらうことになりそうなので注意してください!
歩きにくい場所がある
湿原の付近は冬に限らず通年でぬかるんでいる場所があります。特に大阿原湿原の周りには少し水が流れているくらいの道があり、注意しないと「ヌルッ」と滑ってしまいそうです。
また、寒い時期は山の北側や日陰の場所などは日が当たりにくくて気温が低いため霜が降りていたり、降った雪が固まって氷になっている場所があります。
登山道は急な斜面な上に、霜や雪があると足が滑ってとても危険なので注意してくださいね!
特に雪が凍ったり踏み固められている登山道は、普通の靴では危険と言えるほど滑るので、そういった場所を歩く際には「アイゼン」と呼ばれる金属の爪状の滑り止めを靴に着けることができれば安心です。
急な斜面でも重心を分散できるようにストック(杖)があればいいですね。
入笠山犬連れ登山時の状況
今回、僕とご主人で入笠山犬連れ登山をしたのは11月の下旬です。気温は最低気温が-2度、最高気温で8度で日陰などの寒いところでは雪が凍っていたりするくらいの気温でした。
当日のご主人の服装はこんな感じです。
- 帽子(ニット帽)
- ネックウォーマー
- 指出し手袋
- ヒートテック上下(超極暖)
- Tシャツ
- フリース
- ウインドブレーカー
- 防水パンツ
- 靴下(通常の靴下)
- トレッキングシューズ
天気は雲ひとつない晴れで、登山中は歩き始めて30分もしないうちに暑くなってきていたウインドブレーカーは脱いで、何だったらフリースも前を開いてもいいくらいだったみたいです。
今回の入笠山犬連れ登山のルート
登山のレポートに入る前に今回歩いたルートを紹介します。
入笠山の登山道や湿原など観光スポットなど随所に入笠山案内図があるので、それを見つけるたびに道を間違えていないかなど確認をしながら歩きました。
巡ったポイントとしてはこんな感じです。
- 入沢登山口
- 入笠湿原
- 入笠山山頂
- 大阿原湿原
- 八ヶ岳ビューポイント
- 入笠湿原
- 入沢登山口
入笠山登山ルートの距離と所要時間
歩いた距離は8km弱でだいたい7.5~7.7kmくらいでしょうか。Google Mapで登山ルートをなぞることができなかったので、おおよその距離になります。入笠山案内図のルートに入沢登山口までの距離を足したくらいです。
所要時間は、出発したのが午前9時頃で戻ったのが14時半ごろだったので5時間半程度です。ただ途中で休憩をとったりお昼ご飯を食べたりもしたので、実際に歩いたのは4時間程度かもしれません。
僕にとっては歩きやすい気温だったので、最後までグズることなく元気に歩き抜けました!
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入笠山犬連れ登山のレポート
それでは入笠山犬連れ登山のレポートに入ります!
前日は入笠山の近くにある道の駅「道の駅 信州蔦木宿」で車中泊をして、夜明けとともに活動を開始しました!
▼道の駅 信州蔦木宿の場所(Google Map)
沢入登山口から出発
支度や朝ん歩を済ませて入笠山の入口になる沢入登山口に着いたのが8時過ぎです。その後、登山を開始したのが朝9時ごろになりました。
沢入登山口自体が入笠山の中腹にある感じなので、登山口に入るとすぐにそれなりの傾斜を登り始めます。
ある程度登っていくと日陰には霜柱や雪があり気温も下がってきます。ただ急な坂道を登っているので体温は上がってきましたね!
しばらく急な坂道を登っていくと途中から徐々になだらかになり、そのまま進むと下り坂に入っていきます。
沢入登山口から40分ほど進んでいくと遠くに広い凹地が見えてきます。
この場所が最初のポイントになる「入笠湿原」です。
入笠湿原に入る
入笠湿原に入るにはゲートを開ける必要がありました。これは湿原に生えている草木を鹿さんが食べてしまわないように囲ってあるみたいで、僕が入る時もご主人に開け閉めしてもらいました。
ゲートはご自身で開け閉めが必要なのでしっかり確認してくださいね!
ゲートから入笠湿原に入るとそれまでうっそうと生えていた木々がなくなり視界が開けてきます。
入笠湿原のハイシーズンは6月、7月で、そのころになるとここには80万本ものスズランが咲いたり、他にも高山植物さんたちの見ごろになるみたいです。
入笠湿原は基本的に木道の上を歩きます。自然保護を目的に草を踏まないようにするためと、湿原なので木道から降りると沼に足を取られてしまうかもしれませんからね。
入笠湿原は標高1,730m~1,740mにある、広さ1.93ヘクタール(東京ドームのだいたい半分)のミズゴケを主とした湿原です。
珍しい植物だけでなく、ニホンジカさんやニホンテンさんといった動物さんや、シジュウカラさんやヤマドリさんなどの鳥類や他にもいろんな昆虫さんもたくさんいる貴重な自然環境を持ったところです。
入笠湿原を横断する形で進み、その先にあるゲートを今度はでます。
出たところには山彦荘さんがあって、この時は開いていませんでしたが「お食事処」と書いてあるので休憩やお食事がとれる場所になっているんだと思います。
ホームページを見てみると、山彦荘さんは宿泊もできるようなので入笠湿原や入笠山周辺をじっくり満喫したい場合にお世話になりたいですね!
山彦荘さんの隣には、今回の登山ルートで唯一見つけたおトイレがあります!
この先の登山ルートにはおトイレが見つけられなかったので、できればここで済ませておきたいですね。
マナスル山荘を越える
おトイレを済ませると、おトイレのすぐ目の前に分かれ道があります。どちらの路からも山頂へと向かうことができます。
おトイレに近いほう、右の路は自動車でも走れそうな砂利舗装がされた道で、奥にあって左に見える道は遊歩道になっています。今回は遊歩道を進みます!
遊歩道は沢入登山口付近よりも緩やかな道である程度道も整備されているので歩きやすくなっていました。
しばらく歩くと「カゴメの森」という看板がありました。どうやらこの周辺の森林はトマトでおなじみのカゴメさんの森みたいですね!
カゴメの森
この周辺の森林150ヘクタールはカゴメさんが森林保全・整備活動に参画しています。入笠山には良質な水源もあり、カゴメさんの富士見町にある工場でもその水を使っているみたいですね。いつもお買い物で目にするカゴメの商品に通ずるものがあってなんだか入笠山が身近に感じられました(とご主人が言ってました)!
カゴメの森の看板の前には階段があって、そこを登るとマナスル山荘へと出ます。
階段を上ったところには「マナスル山荘天文館」の看板があって、ここが去年僕たちがお世話になったところです。
マナスル山荘天文館
マナスル山荘天文館さんは屋上に天文台があって、夜にはその天文台の望遠鏡からいろんな星を見せてもらうことができました!
この写真はご主人が望遠鏡の覗き口に携帯カメラをくっつけて土星を撮ったものです。携帯カメラでの撮影は難しいかもしれませんが、お天気次第でいろんなお星さまがくっきりきれいにみることができるみたいです!
マナスル山荘天文館さんの隣には「ヒュッテ入笠」さんもあります。ヒュッテ入笠さんには営業部長の「あじ」さんという犬さんがいて前を通った時に遠くからご挨拶をしてもらえました!
入笠山山頂へ進む
マナスル山荘天文館さんとヒュッテ入笠さんの前に「入笠山山頂」と書いてある案内板があり、それに従って左へと入っていきます。いくつも矢印の案内があるのは、間違えて直進してしまわないようにかな?
左に入ると再び山道になっていきます。ここから山頂までは入笠山登山の総仕上げのような感じで急な坂になります。
ここから山頂までは30分ほどです。登山道が山の北側にあるためか雪が解けずに残っています。
登山道に入ってすぐは歩きやすい道になっています。数十メートルほど歩くと徐々に大きめの石が増えてきて、坂も急になるため登るペースも次第に遅くなってきました。
11月下旬にもなると踏み固められた雪があるため、ここから先は注意して登らないと滑って転んでしまいそうです!
しばらく進むと「迂回コース」と「岩場コース」の分かれ道に到着します。迂回コースとは言え岩場コースと同じ15分で山頂に着くことができるようなので、歩くのが困難な岩場をさけるため迂回コースを選びました。
迂回コースもそこそこ岩場だったりするので慎重に進みましょう!
何度か立ち止まって呼吸を整えつつ進むと空が開けてきます。山頂はすぐそこです!
入笠山の山頂に到着
迂回コースも山頂に近づくにつれて岩が多くなり傾斜も急になります。空が開けて山頂がすぐそこなのがわかってくるので道なりに進むとそこが山頂です!
山頂は周りに風を遮るものもなく、また日当たりもいいことから雪が積もることが少ないみたいです。登山道に比べて地面の露出が多いです。
前回登ったときにご主人が360度撮影をした写真も載せてみました(VR)▼
今回入笠山の山頂に到着したのが午前11時、出発からおよそ2時間での到着です。前回は夜明けのご来光を山頂で迎えました。入笠山の山頂は360度の景色を楽しむことができるのが良いですね。
入笠山山頂からの眺め
入笠山の頂上から西側には八ヶ岳が見えます。
八ヶ岳の山頂付近は薄く白くなっていて雪が積もっていることがわかりますね。八ヶ岳の最高峰の赤岳は入笠山よりも標高が1,000m弱高い2,899mなのできっとここよりもずっと寒いんだと思います。
南方面には、南アルプス越しに富士山も見ることができました!
うっすらと雲の筋の上にきれいな形の山が見えますね。富士山の標高は3,776mなので入笠山よりも1,800mも高いことになります。おかげで南アルプスに隠れることなくここからもご挨拶できました。
東側には木曽山脈、通称中央アルプスも見ることができます。最高峰の木曽駒ケ岳は入笠山よりも1,000m高い2,956mです。山頂がきれいに雪化粧されているのがわかりますね。
ぐるっと日本の代表的な山脈を見渡すことができる入笠山の頂上はとても貴重なのではないでしょうか。
この日の入笠山の山頂は雲一つないうえに風も弱く、日差しがとても気持ち良くてずーっといてもいいくらい心地が良かったです!
…でもまだ折り返し地点に到達していないので休憩を終えて先へと進みましょう!
大阿原湿原へ向かう
入笠山の山頂でしばらく休憩をしたら次は大阿原湿原へと向かいます!
山頂に登る時に通った「迂回コース」に入り20mくらい下ると案内板があるので「大阿原湿原 35分」が指す方向へと下っていきます。
山頂から離れるとしばらく緩やかな下り坂になっています。山の影になっているところは結構雪が残っていました。
道を進むと「法華道 佛平峠 1,850m」の看板がありその後ろ側に細めの道があるので入っていきます。
この道は細く大きめの石も転がっているので歩くのに注意します。しかもこの日は雪が凍っていたのでより慎重に進んでおきました!
細道が歩きにくかったりする場合は、佛平峠から細道に並行して車道もあったのでそちらを歩くのもいいかなと思います。
しばらく進むと細道と車道が交わる「首切清水」という場所にでるので、そこを右に曲がります。
ここから先は大阿原湿原に近づくこともあり地面がぬかるんでいるところも多いです。
車道からも大阿原湿原に行くことができるので靴や服装などによっては車道を歩いたほうが良いかもしれませんね。
僕は今回はぬかるみにも負けずにこの道を進みました!
ぬかるみや背の低い草木があって湿原らしくなってきました。時折小川のような水の流れもあるので、ある程度防水の靴で歩くほうが安心ですね。僕の足も泥まみれになります。
10分ほどぬかるんだ道を進んでいくと徐々に林に戻り、その先に広がる湿原が見えてきます。
林を抜けると大阿原湿原を周回できる木道とつながります。大阿原湿原に到着です!
大阿原湿原を周回する
大阿原湿原について
大阿原湿原(おおあはらしつげん)の広さはおよそ12ヘクタール、東京ドーム12.5個分になります。大きいですね!
標高1,813mほどにあって小黒川の水源の一つにもなっています。入笠湿原と比較するととても平坦で歩きやすいのが特徴かなと思いました。
大阿原湿原の周りには標高差が100メートルくらいある山(峰)があり、そこからの水の流れなどでたまった土によって大阿原湿原はできていて、見た目以上に湿原の下は結構くぼんでいるみたいですね。
大阿原湿原は広く、その周辺をぐるっと木道が敷かれていて一周はだいたい1,700mあります。
大阿原湿原の周りを歩いてみましょう!
木道で大阿原湿原を周る
大阿原湿原の周りには木道が敷かれているので歩いてみることにしました。大阿原湿原をぐるっと回ってそのまま今回の入笠山登山の折り返し地点になります。
大阿原湿原の南側の岸に差し掛かると木陰に入ります。駐車場を過ぎて林に入っていくと空気が冷たく感じました。
日陰が多いので木道に積もった雪が凍ってちょっとしたスーパーマリオ気分になってきます。
少しだけアップダウンもあり、また木道の幅も1mほどということもあり車イスに乗った状態では進めないようです。落ちたら怖いですからね!
大阿原湿原の西岸の木道を進むにつれて木が生い茂り、とても気持ちが癒されます。湿原ということもあり良い具合に湿度もあって木々の香りも分かるくらいです。
木道の下側、地面付近は苔が生えていたり、染み出ているかのように水もあるため幻想的な世界になっています。
木道からは大阿原湿原の中心部も見えます。林の向こうに見える青空がまたいい感じですね!
大阿原湿原はそのまま「テイ沢」につながっていて、沢の流れ沿いを歩くコースもあります。
テイ沢沿いは穏やかな水の流れや苔が多い川辺らしく興味がわきますね!そのまま黒河内林道を抜けて牧場へ入り、入笠山の頂上付近を回ってマナスル山荘まで戻れるコースもあるようです。
テイ沢から回るコースはプラス2時間は覚悟しておく必要があるので、今回は我慢して大阿原の東岸へ回るため小川を渡ったら右に曲がります!
大阿原湿原の東岸は日当たりがよく青空も広く感じました。爽快です!
夏のハイシーズンには湿原全体が緑に覆われて、いろいろな植物も見ることができます。
11月下旬では草木も枯れてとても静かな景色になっていました。空気も澄んで空も青く、何の音もない状態で風景画の中にいるような気分になれます。
▼大阿原湿原を歩いたときの動画です(YouTube)
しばらく歩くと大阿原湿原に到着したときの場所に戻り、そこで今回の入笠山登山は折り返しとなります。
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八ヶ岳ビューポイントへ向かう
大阿原湿原の周回を終えた時点でお昼12時でした。お腹もすくころなので、お昼を食べる予定になっている八ヶ岳ビューポイントへ向かいます!
まずは来た道を佛平峠までしばらく戻ります。
大阿原湿原を離れて首切清水まで来ました。
車道から離れ、今度は「花畑 40分、ゴンドラ山頂駅 70分」が指す方向へと進みます。
来た道と同じですが今度は登りになるので気を引き締めて進みます。お腹もすいてますしね!
佛平峠を少しだけ過ぎて入笠山山頂方面に進むと「花畑 25分 ゴンドラ山頂駅 60分」の案内板があるので右に曲がります。
入笠山の山頂方面には向かわないので道はなだらかです。方向感覚がおかしくなりそうなほど木に囲まれます。
しばらく進むとようやく「八ヶ岳ビューポイント 3分」の案内板が登場です。
ここまで案内板に「八ヶ岳ビューポイント」の文字がなかったのでご主人的にはちょっと心配だったみたいです。
徐々に森の向こう側に空が見えてきました。入笠山の縁を歩いているようです。
八ヶ岳ビューポイントに到着です。
八ヶ岳ビューポイントは、富士見町の市街地を見下ろす形に作られたテラスになっていて、目の前には八ヶ岳の全貌を見ることができる贅沢なスポットです。テーブルベンチやカメラスタンドもあるので八ヶ岳好きにはたまらないですね!
テラスを独占するのは申し訳ないので、すぐ隣のベンチでお昼を食べることにしました。
大阿原湿原から30分くらい歩いて、お昼ごはんは12時半ごろから。だいたい30分程度の休憩になります。
花畑を抜けて下山する
休憩とお昼ごはんを済ませたら、入笠山の山頂から離れて下山をします。
大阿原湿原から八ヶ岳ビューポイントへ向かう途中の案内板に「花畑」と書いてあったのが、これから通過するポイントです。
これからしばらくは入笠山の北東側を歩くため日陰が多くなります。ごはんを食べた直後で気が緩みがちなので足元には注意ですね。
八ヶ岳ビューポイントから伸びる細い道を進むと、開けた場所に到達します。ここが「花畑」と呼ばれている場所です。
花畑の入口には、入笠湿原と同様に鹿さん除けのフェンスと扉があるので開けて入りましょう。
登山時にマナスル山荘天文館から左に入って入笠山山頂を目指した道が花畑の左手に見えます。
花畑は季節によってはきれいな花がたくさん咲く場所ですが、11月の下旬では雪に覆われていてちょっとしたゲレンデっぽい見た目になっていました。
広い斜面になっていて、その中をジグザグに歩きます。春から夏の終わりにかけては緑に覆われて、入笠湿原と同じような草花がたくさん生えるようです。
雪道を注意しながら下っていくと「入笠湿原 20分」の案内板があるので、そちらの指す方向へと進みます。
花畑を下りたところは、登山時に前を通ったマナスル山荘天文館とヒュッテ入笠がある坂に出ます。
そのまま進むとカゴメの森の看板前にある階段へ到着です。ここまでくると日差しもあって雪も少なくなりますね。
カゴメの森の遊歩道をあるき入笠湿原へと戻ります。
遊歩道を抜けると登山中に見つけた唯一のおトイレに到着です。
そのまま進み山彦荘の前で一度休憩します。ベンチに腰を掛けて入笠湿原を眺めて今日のことを思い出しながらこの景色を記憶に残しておきましょう!
入笠湿原を横断してゲートを越えます。
入笠湿原を抜けると沢入登山口までの少し急な坂を下る形になります。朝よりも日が当たって歩きやすく感じました。
登の時も感じた結構急な坂なので、焦らずにゆっくり下ります。何気に大きめの石や木の根っこがあるので気を付けてくださいね。
なんだかんだで下山は同じ道をなぞるところが多かったので、短い時間で進むことができた気がします!
坂を下りきったところが沢入登山口、駐車場です!
駐車場に到着したのが14時ごろ。八ヶ岳ビューポイントを出発してから1時間程度で戻ることができました。やっぱり下りのほうが早いですね。
怪我やトラブルもなく、僕もグズることなく無事にゴールです!
まとめ
入笠山犬連れ登山の様子は伝わったでしょうか。気が付いたらとても長~い記事なっていましたね…。
登山開始から下山まで5時間半くらいでした。この季節は僕も暑さを感じることなくとても歩きやすかったです。
僕たちが入笠山登山をしたこの日は、冬のゲレンデシーズンの準備としてゴンドラが一時的に止まっていたため登山をしているお客さんが一番少ないタイミングだったみたいです。とても静かに歩くことができて自然との対話ができた気分です!
今回は11月下旬に登り見事に秋冬コーデの入笠山でした。春夏のハイシーズンは今回見た景色とは違って草木が生い茂り、きれいなお花や虫さんたちもたくさんいるみたいなので、次回はぜひハイシーズンにも来てみたいですね!
ゴンドラにも乗りたいので、入笠山にはまた来たいと思います!
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