11月に入ったばかりの週末に「まだ紅葉にはちょっと早いかな?」と思いながらも、初めて高尾山に登ってみました!僕は高尾山に登ったのはこれが初めてで、ご主人も犬連れでの高尾山登山は初めてです。
高尾山にはご主人は何度か登ったことがあって、印象としては人がたくさんいる感じだったので僕を連れての登山はこれまで避けていたみたいです。今回は、他の山を犬連れで何度か登るうちに多少慣れたこともあって、なるべく人が少ないコースを選びつつちゃんと犬連れ登山も高尾山も楽しむルートを考えてくれました。
犬連れ、特に僕のような中型犬程度の犬さんで、登山としての高尾山を検討している方など、もし参考になればと思いますのでぜひご覧ください!
高尾山について
初めに高尾山について簡単にまとめてみます。
高尾山の歴史
高尾山は1億年以上前は海底にあった地層が、その後に伊豆や丹沢に押される形で盛り上がってできた標高599mの山です。関東山地の東の縁(へり)にあって山と平野の堺に位置しています。平野に住む方にとってすぐ近くで見上げる形になる山なので、人間さんの歴史にも西暦744年の奈良時代ごろから登場するとても身近な山ですね。
▼高尾山の場所(Google Map)
高尾山の名前の由来
高尾山(たかおさん)の名前の由来としては「高いところの尾根」の「高」と「尾」から来ているようです。今回僕も歩いた奥高尾はずっと続く尾根への入口で、高尾山の頂上は尾根の先端にある印象を受けました。
参考:「日本山岳ルーツ大辞典」
高尾山山頂の近くにあるお寺が西暦744年に建立されて、偉いお坊さんがそのお寺の名前を「高尾山薬王院有喜寺(たかおさんやくおういんゆうきじ)」と名付けたことで「高尾山」という名前で親しまれるようになってみたいです。
高尾山は現在では霊山での修行や祈祷という目的以外にも、ミシュランガイドで最高ランクの3つ星を獲得して以降は世界中から観光客が訪れるようになり「年間の登山客が世界一多い山」として有名になっています。
▼高尾山の情報
山の名前 | 高尾山(たかおさん) |
所在地 | 〒193-0844 東京都八王子市高尾町 |
標高 | 599.3m |
最寄り駅 | 京王線:高尾山口駅 |
最寄りIC | 首都圏中央連絡自動車道:高尾山インターチェンジ |
公式サイト | ・高尾登山電鉄公式サイト ・八王子市公式サイト「高尾山」 ・高尾山薬王院公式サイト |
高尾山の駐車場事情
高尾山のふもとにはいくつか駐車場があります。普通の自動車を停めるための相場としては一番安くて1日500円から、高いところでは2,000円でした。
▼高尾山周辺の駐車場(Google Map)
登山をするには高尾山口駅周辺が一番使いやすい駐車場ですね。ただ駅前の駐車場は時間での最大料金が設定されていなかったり、一日の最大料金が2,000円となっています。
高尾山口駅から少し離れたところにある高尾山薬王院 自動車祈祷殿の駐車場だと一日(1回)の駐車で500円でそこが一番安かったです。朝8時から開場していて250台分のスペースと決して狭くはないところではありますが、休日ともなるとすぐに満車になるほど人気です。
他は日貸ししている駐車場が点在していて、1,000円~1,500円となっていました。いろんなところにあるので一カ所が満車でも探せばどこかしら見つけることはできそうです。
ご主人は登山口からちょっと離れてても予約ができる、一日700円で使うことができる駐車場を使っていました。
高尾山を泊まりで楽しむ場合
高尾山は山頂までの登山道のほか、山頂から奥高尾に入って尾根を進むハイキングも楽しめるため、宿泊して楽しむという選択肢もあるかなと思います。
犬OKの宿泊施設は見当たりませんでしたが、雰囲気的にはとてもいい感じなので、ぜひともワンちゃんも泊まれる宿だったらうれしいです!
高尾山口駅から徒歩5分にあるゲストハウス「Mt.TAKAO BASE CAMP hostel」@楽天トラベル
高尾山を登るにあたって注意すること
高尾山はアクセスの良さや適度な高さ、また充実した設備などもあってとても人気のある観光スポットです。なので普通の登山とは違ってどちらかというと街の神社にお参りに行くイメージに近いと感じました。
今回僕のご主人が犬連れで高尾山の登山をする際に注意したことを書いてみますので参考にしてください!
- リフトに犬連れでは乗ることができない
- 賑わっている
- コースによって登山の難易度がかなり違う
リフトに犬連れでは乗ることができない
高尾山は急な斜面をリフトやケーブルカーで登ることができます。
犬連れの方に関しては2023年2月6日以降、リフトの利用ができなくなっているのでご注意ください!ブログやネットの情報の中には古い情報があるので、勘違いして犬連れでリフト乗り口に行くとショックを受けます(実際僕たちも帰りにリフトに乗ろうとして乗れなかったのでショックでした!)。
ケーブルカーは2023年11月現在でも犬連れOKなので、キャリーカートやケージのサイズや重量など、犬さんを乗せる際の注意事項をチェックして利用してください。
参考:高尾登山鉄道「よくある質問:ケーブルカー・リフトに関しての質問」、「ケーブルカー・リフト」のページ
賑わっている
高尾山はミシュランガイド最高ランクの観光地ということもありたくさんの方が訪れています。特に紅葉の季節の1号路ともなると、東京・原宿のキャットストリートを歩いている感覚と似た混雑具合です。
高尾山だけでなくどんなところでも混雑しているときはリードを1メートルよりも短く持ってもらい犬さんを他の歩行者さんの邪魔にならないようにコントロールしたり、もしくは抱っこしてあげてくださいね。
コースによって登山の難易度がかなり違う
今回、僕たちは高尾山のコースの中でも上級者向けと言われている6号路を登りました。
登山の出発地点はどのコースも高尾山のケーブルカーの駅、清滝駅です。清滝駅の建物に向かって右側から1号路、左側から6号路と稲荷山コースが始まります。
3号路、4号路は1号路の途中から分かれて山頂へとつながっていて、2号路と5号路は山頂へ向かうのではなく、2号路は1号路の途中を回る路、5号路は山頂を迂回するための周回コースになっています。
各コースの清滝駅~高尾山山頂までの距離と所要時間
コース名 | 距離 | 登りの目安時間 | 下りの目安時間 |
1号路 | 約3.8㎞ | 1時間40分 | 1時間20分 |
2号路 (1号路と中を周回) | 約0.9㎞ | 約30分 | ー |
3号路 (1号路の途中から分岐) | 約2.4㎞ | 55分 | 45分 |
4号路 (1号路の途中から分岐) | 約1.5㎞ | 45分 | 35分 |
5号路 (高尾山山頂を周回) | 約0.9㎞ | 30分 | ー |
6号路 | 約3.3㎞ | 1時間40分 | 1時間20分 |
稲荷山コース | 約3.1㎞ | 1時間40分 | 1時間20分 |
高尾山に来た目的が「登山」なのであれば6号路か稲荷山コースがおすすめかなと思います!
6号路について
6号路は高尾山ケーブルカーと並行して始まるコースで、その後高尾山口前を流れる「案内川」の支流沿いを登る路になります。小川と並行した道なのでとても涼しく感じます。
途中、小川と並行どころか道に川が流れているような、ちょっとした沢登りのようになる箇所もあり「前の沢」とよばれているようです。
靴は耐水性のもののほうが良いですね!
6号路は混雑時には一方通行になる
僕が6号路を登った時期は6号路は登り方面のみの一方通行になっていました。指定されてる期間や時間帯は6号路を下ることはできないので気を付けてくださいね。
6号路は道が狭く、また岩場でゴツゴツしていたり急な坂道だったりするので安全のため、混雑が見込まれる時期は一方通行になっているようです。
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高尾山犬連れ登山のレビュー
それでは、今回の僕とご主人の高尾山犬連れ登山のレビューへと入ります。
当日は11月初旬の週末ということもあり、人並みはそれなりの混雑具合でした。
気温はこの時期にしてはとても高く、朝は14度前後でお昼には25度くらいまで上がりました。登山をされている方も半袖姿の方がたくさんいたくらいです。
出発は朝9時半ごろ、下山をしたのが15時頃だったので大体6時間弱の登山となります。
高尾山口駅
僕は車で高尾山まで来たので高尾山口駅は使っていませんが、駅前の賑わいときれいな駅に触発されて、とりあえず写真を撮りました。「降り立った感」がありますよね!
高尾山口駅からしばらくは「もみじ通り」と呼ばれている小道を歩いて登山口まで進みます。
皆さんこれから登山をされる方々が登山口に向かっているようで、なんだか初詣に来たような雰囲気になっていました。
高尾山ケーブルカーの駅の脇から出発
もみじ通りを抜け、広くなっているのが高尾山ケーブルカーの駅「清滝駅」の前の広場です。まだお土産屋さんなどのお店は空いていませんでしたが、待ち合わせをしている人やコースを確認している人などたくさんの方々がいましたね。
この場所を起点に、駅に向かって右側からは1号路、いわゆる歩きやすく舗装されている表参道が始まっていて、僕が上る6号路はその反対側、駅の左側から始まっています。
6号路と稲荷山コースは、1号路の入口とは違うので初めてだと間違いやすいですね。また稲荷山コースは駅の左側すぐに階段があるので入口っぽくて分かりやすいですが、6号路は駅の左をしばらくは歩く形になります。
それではこれから登山の開始です!
ケーブルカーと並行して歩く
6号路はしばらくケーブルカーの横を歩きます。普段は電車を見ると興奮してしまう僕もケーブルカーさんはそんなに興味がわきませんでした…静かに動くからかな?
ケーブルカーと並行している間はアスファルトで舗装されていてそこまで急な坂でもないので登山というよりも田舎ののどかな街を歩いている感覚になります。正確にはまだ6号路には入っていないようです。
暫く歩くとお地蔵さんがたくさんお出迎えしてくれました。
これは「洗心地蔵」と呼ばれているお地蔵さんみたいで、実はお地蔵さんだけでなく、七福神さんや不動明王さんも混ざって一緒に立っているみたいです。
昔この場所にあった「洗心禅院」というお寺の名残りだそうですね。
6号路の入口
ケーブルカーと並行して歩き、徐々に山へと入っていくと6号路の入口があります。
ここからは舗装がされていない本格的な登山道で、道幅は狭めです。今回僕が行った時期は途中にある琵琶滝までは往復できますが、その先は登り方面のみの一方通行になっていました。
案内板から先は、進むとすぐに登山道らしくなり脇に小川が流れるとても涼しくて静かな道になっています。
岩屋大師
6号路を進んでいくと途中に川を渡れる橋が架かっていてその先に横穴式の祠が見えます。
ここには「岩屋大師」と刻まれている石があって、偉いお坊さんにまつわるお話があるみたいですね。
琵琶滝
岩谷大師からさらに進んでいくと道が二つに分かれるところがあります。
別れた道を右に進んだところには「琵琶滝」と呼ばれる滝が流れています。
滝の音が「琵琶の調べのように美しい音」だったところから「琵琶滝」という名前がつけられたようです。
琵琶滝は高尾山薬王院の水行道場の一つとのことで、ここで水に打たれて修行をされる方もいたんでしょうね。
お堂からは琵琶滝を拝むことができました。
川沿いを歩く
琵琶滝から先は登りの一方通行になります。たしかに道幅が狭くなり、岩もゴツゴツして登山感が最高潮になってきますね。
しばらく川沿いを歩き、沢も上り、そして曲道を進んでいくと長い階段の道に到着します。
階段を登り切ったところが6号路の終了地点のようなので、頑張って登りましょう!
6号路を登り切ったところは、高尾山の山頂の周りをぐるっと回っているコースの5号路につながっていて、3号路と稲荷山コースとの合流、その後1号路とも合流をして山頂へと出ます。
高尾山の山頂へ
5号路は舗装されていてかなり歩きやすいです。そのまま進んでいくと人がたくさん見えてきます。1号路はやっぱり人が多いですね!
1号路と合流したら緩やかな坂を登るとその先が高尾山の山頂です。
山頂に着いたらとりあえず「高尾山山頂」の印の前で撮影を..と思って近寄ってみると、2、30人くらいの方が撮影を待っている状態だったので僕は遠くからとらせてもらいました!
高尾山の山頂は人がたくさんいて、僕が到着した11時頃は皆さんいろんなところに腰を掛けて休憩されていました!
山頂を奥に進んだところが展望台になっていて、方角的に富士山が見える場所でした。
この日も雲がかかっていたとはいえ、うっすらと富士山が見えて写真に収めることができました!
手前の色が濃い山は東京都と神奈川県の県境にある大洞山とその山脈、その先には相模原にある石老山、そしてその奥には神奈川県西部にある丹沢山系の山々が見える、きれいな三段構えの景色でした!
天気も良く景色がとてもきれいでした!
山頂を超えて奥高尾へ
ここからは、高尾山の山頂を抜けてさらに奥に進んでいき、いわゆる「奥高尾」の道に入ります。
階段を下ったところはさっき山頂に入る前に少し歩いた5号路になっていて、階段を下り切ったところには「これより先は奥高尾です」という案内板があるのでチェックしておきます。
高尾山は関東山地の際(きわ)にあって、ここから山の尾根を歩くことで実はいろんな山に行くことができます。
以前紹介した秩父にある「美の山公園」にもあった「関東ふれあいの路」もこの奥高尾の尾根の路からつながっているので、ちょっと気を抜くと帰るのも大変なお散歩コースになりますね…!
「大平地区歩道案内図」というものもあったので、念のため今回歩くコースの確認をします。
今回はこの案内図の真ん中から少し右にある「一丁平(いっちょうだいら)」まで行くことにします。時間にするとだいたい50分のコースです。
「関東ふれあいの路」で一丁平へ
高尾山の山頂から階段で下ってしばらく緩やかな下り坂を進むと、再度上り坂になります。
その後、上り下りを何度か繰り返します。そこまで急な坂ではないにしても長い距離の坂なので歩いていると息が弾んできますね。
基本的に歩きやすい道になってて、トレイルランニングをされている方もいました。
高尾山の山頂と比べると人は少なくて歩きやすいです。
一丁平で休憩
緩やかな坂を上り下りをしていると一丁平に到着しました!
一丁平はお手洗いとテーブルもいくつかあって、休憩がしやすいスポットになっています。
団体さんもここでお昼休憩をとっているみたいですね。
ご主人たちもここでお昼休憩をとっていました!お腹すきましたね。
僕も歩き続けて疲れていたためご主人たちがお昼ご飯を食べている間は座ってゆっくり休憩をとりました。
今日の高尾山のお散歩は一丁平を終点にして、ここで折り返して戻り、高尾山を下山します!
「関東ふれあいの路」を戻る
一丁平でお昼ご飯を食べてしばらく休憩をしたら、今度は来た道を戻ります!
関東ふれあいの路は、途中「もみじ台」という休憩スポットがありますが、そこを迂回する形で進むと上り下りが少なくなるので、帰り道はもみじ台を迂回する道を選びました。
上り下りが少なかったおかげか、高尾山の山頂から階段で降りたところまであっという間についた気がします。
5号路で高尾山の山頂を迂回する
高尾山の山頂から階段で下ってきたところは5号路になっています。
高尾山の山頂から階段を降り切ったところの案内板をチェックして帰り道を確認しておきます。今回は山頂を避けて階段の左側の道を進むことにしました。
5号路を歩くと登ったときに1号路と合流をした場所に到着します。やっぱり人がたくさん歩いてますね!
1号路を下る
1号路に入るとかなりの人が歩いています。いろんな方に「かわいいね」「がんばるね」と声をかけてもらってうれしかったです!
歩いている方の邪魔になってはいけないので、ご主人もリードを短く持って僕の歩きをしっかり調整してくれました。
特に薬王院周辺はお正月の初詣くらいの人混みでさすがに危ないので、僕はしばらく抱っこしてもらいました。
薬王院周辺ではあんまり歩き回っては邪魔になってしまいますね。
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薬王院
高尾山のメインと言えば「高尾山薬王院」ですね。今回は僕は下山中にお邪魔することになりました。
薬王院は参拝される方がたくさんいて、僕もご主人に抱っこされながらその風景を見ています。
高尾山の登山道1号路は、この薬王院への表参道になっています。
参道を進むと少し空いてきたので僕もお散歩再開です。
天狗像
高尾山と言えば「天狗」さんですよね!駅や寺院の中には大きな天狗さんのお顔があり、僕はここで初めて天狗さんに合うことができました!
この天狗象は薬王院の山門の近くに立っていて、とてもリアルでかっこよかったです!
僕も天狗さんに負けないくらいかっこつけてみました!
ごまどころ 権現茶屋
山門から薬王院を出てしばらく下ったところに「ごまどころ 権現茶屋」さんがあります。僕は今回下り道で立ち寄りましたが、きっと登り方面から来たら、薬王院にお参りする前の休憩所という感じでしょうね。
男坂・女坂
権現茶屋の目の前は「男坂」と「女坂」の合流地点です。登り方面からだと、男坂は108段の階段の路、女坂は緩やかな坂の路となっています。
僕は当然…女坂を下りました!下りだと階段は危ないですからね。
浄心門
男坂と女坂が合流した先にあるのが「浄心門(じょうしんもん)」です。この浄心門から山頂方面が神聖な場所になるという目印です。
浄心門からしばらくは舗装された緩やかな下り坂が続きます。
蛸杉(たこすぎ)
参道脇には大きな杉の木が何本かあり、その中でも有名なのが「蛸杉(たこすぎ)」です。
昔、参道を作る工事をしていた天狗さんたちが、大きな杉の根っこが邪魔だったため「切るしかないかなぁ」と悩んでいたところ、この杉の木さんが自分の根が邪魔にならないようにクネクネと蛸の足のように曲げて道を開けたという伝説から「蛸杉」という名前になったみたいです。
「道を開ける」というところから「開運」の杉として知られることになったようです。
近くには「ひっぱり蛸」の石像もあり、ご主人も開運を願ってひっぱり蛸さんの頭をスリスリ撫でていました!
十一丁目茶屋
薬王院から数えて参道の11丁目にある所から名付けられた「十一丁目茶屋」さんに着きました。
ここではたくさんお土産が並んでいたのでご主人もしばらく物色をしていました。
「茶屋」さんなのでここではお食事もできて、テラスからは横浜や江の島方面も見渡すことができる絶景が広がっているみたいです!
十一丁目茶屋さんの前はケーブルカーとリフト乗り場の分かれ道になっています。登り方面で考えると、ケーブルカーとリフト両方の登山者さんの合流地点ということになりますね。
かすみ台展望台
十一丁目茶屋さんとリフト乗り場の間には「かすみ台展望台」があります。
ここからは関東平野を一望出来て、山間部と都市部の境界線がしっかりわかります。遠くには横浜が見えます。
2号路に入って下る
かすみ台の展望台の左側にひっそりと2号路の階段があります。僕たちもここからは2号路に入って下り始めます。2号路は再び舗装がされていない登山感の強い道になっています。
2号路は道幅自体は広くて登りも下りも両方歩くことができます。ただ結構急な坂道なので1号路を歩いた後だと結構びっくりするのではないでしょうか。
2号路はそのまま下ると再度1号路と合流をしますがそうすると再び混雑してしまうこともあり、合流手前にある琵琶滝方面へ出る道へ進みました。
琵琶滝方面への道を下っていくと、突然アスファルトで舗装された道が見えてきます。
ちょっと意外なことに山道はここで終了して、この後は車でも走ることができるなだらかな道になっていました!
この場所は東京高尾病院の裏で、登山好きな方はここから高尾山の山頂を目指すこともあるみたいです。とにかく2号路は急な斜面なので、登山感がすごいですからね!
階段を下りて東京高尾病院の駐車場を抜けるとそのまま病院と川の間を歩いて下る形になります。
妙音橋を渡る
東京高尾病院の脇を歩き進むと「妙音橋」という端を渡ります。妙音橋を渡ったところが、僕が6号路に入ったところになります。
清滝駅へ
妙音橋を渡り、ケーブルカー沿いの路を下り進むとゴールの清滝駅、高尾山のケーブルカーのふもとの駅に到着です。
朝、登山を開始した時間よりも人はまばらで、皆さん何となく満足げな顔をされていたので、きっと皆さんも高尾山を満喫されて下山してきたんでしょうね。
清滝駅の周りの広場では下山された方々がお土産を見て回っています。僕のご主人もお土産屋さんを見て回ってました!
表参道をぬけて下山
清滝駅からは表参道が伸びていて周りにはいろんなお店が立ち並んでいます。
お食事処の「紅葉屋本店」さんの脇では焼き栗を焼いていました!
僕も焼き栗を焼いているその蒸気と良い匂いに誘われてしばらく眺めていました。普段あんまり蒸気なんて見ることがありませんからね。
ご主人もその香りや雰囲気に誘われて焼き栗を買って食べてしまったみたいです。ほくほくで大きかったのに「自宅で食べる栗よりもずっと甘い」と一瞬でなくなってしまいました!
表参道にはお食事処以外にも甘味処や和菓子屋さん、お漬物屋さんなどなどいろいろ見て回ると楽しいお店があるのでついつい足取りがゆっくりになりますね。
後ろ髪惹かれる思いで表参道を抜けると、無事に高尾山登山も終了です。
カフェ シュシュで締め
朝9時半頃から登り始めて下山したのが15時頃。高尾山登山&奥高尾散策は5時間くらいのコースになりました。僕もすっかり歩き疲れています。
帰り道、犬連れOKなカフェを探していて景色もいい感じなカフェを見つけたので「カフェ シュシュ」さんに入ることにしました。
僕の大好きな電車を眺めることもできてご満悦です。
カフェ シュシュさんは通り沿いにありながらも裏手のテラスからは下に小川が流れ、その先には山のふもとを走る京王線と背後に広がる木々を見ることができる落ち着いたカフェでした。
▼カフェ シュシュさんの場所(Google Map)
歩き疲れた体をきれいな景色と甘くておいしいプリンが癒します。
高尾山犬連れ登山のまとめ
始めて高尾山登山をした感想としては「人気の観光地」ですね!これまで登った山の中でダントツで人が多かったです。
普段の登山の感覚で登れるのは1号路では難しく、奥高尾の尾根道を歩くことをメインに考えておいたほうが犬連れでは楽しめるかなと思いました。
観光地ということもあり皆さん心朗らかに、また神聖な場所ということもあり清らかな心で犬さんにも優しく対応していただけました。
僕たちも犬連れで登る際には周りの方の邪魔にならないように、道を汚さないように気を付ける必要があるかなと思います!
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