今年のゴールデンウィークに僕は初めて北海道旅行へ行くことができました!ご主人も犬連れでの北海道旅行は夢だったみたいなので無事に行くことが出来てうれしそうです。
この記事ではご主人が僕を連れての北海道旅行を考えたときに「どうやっていこうか」と交通手段を検討するためにまとめた情報を書かせてもらいます。
皆さんが犬連れでの北海道旅行をされる際の参考になればと思いますので、ぜひご覧ください!
自動車での移動の詳細は実際の北海道旅行のレポートをご覧ください!
条件に合った交通手段を選ぶ
結論からになりますが、今回、僕の北海道旅行の交通手段は「車&フェリー」でした!フェリーは本州最北端の大間と北海道の函館を結んでいる「津軽海峡フェリー」を使っています。
「車&フェリー」を選んだ一番の理由としては「心配ごとが少ないから」だったみたいです!
各交通手段それぞれの金額や所要時間、メリットとデメリットがあるかなどは追ってお知らせしますね。
犬連れ北海道旅行の交通手段
犬連れでの北海道旅行の交通手段を調べてみると、次の3つがありました。
- 自動車とフェリーを使う
- 新幹線で新函館駅に移動しその後はレンタカーを使う
- 飛行機で函館空港に移動しその後はレンタカーを使う
比較がしやすいようにここでは次の基準でそれぞれを見てみますね。
- 車は軽自動車
- 移動は神奈川県庁から函館駅で考える
- 休憩や食事は考慮しない
それぞれの金額と所要時間をまとめた表はページ下部に掲載しましたので取り急ぎ見ておきたい方はこちらのリンクからどうぞ!
自動車とフェリーを使う
ご主人が所有している自動車で陸路を使ってフェリー乗り場まで向かいます。今のところ北海道との間には自動車用のトンネルや橋がないので自動車での北海道旅行だとフェリーには必ず乗る必要がありますね。
フェリー乗り場は日本各所に複数カ所にある中で、今回は一番航路が短くて乗っている時間も1時間半で済む津軽海峡フェリーを選びました。
今回この交通手段を選んだ理由としては「心配事が少ないから」だそうです。フェリーに乗っている1時間以外は常にワンちゃんはご主人と一緒にいることができるのと、自家用車なので僕が吠えてしまっても他のお客さんに迷惑をかける心配も少なくて済みます。
今回は使っていませんが、フェリーも金額や予約に問題なければワンちゃんと一緒に過ごせる部屋もありますからね。
新幹線で新函館駅に移動しその後はレンタカーを使う
この交通手段は僕のような柴犬サイズのワンちゃんは重さやサイズがオーバーしてしまうので条件からしてダメでした。
JR東日本の「手回り品:〈持ち込めない荷物〉」のページに同伴(持ち込み)できる動物の条件として次のように書かれています。
小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、 ・タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの ・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの (JR東日本「手回り品:〈持ち込めない荷物〉」のページ)
僕の体重は10kgなのと、ケースの大きさがオーバーしているので柴犬サイズは難しいですね…。
もし乗ることができたとしても5時間ちょっとかかるみたいなので、騒がずに大人しくしていられるかも問題です。
飛行機で函館空港に移動しその後はレンタカーを使う
ご主人的にはチャレンジしておきたかったのがこの「飛行機&レンタカー」でした。
金額的には自動車&フェリーよりも4万円くらい高くなりますが、なにせ移動時間が短いです。2~3時間で函館に着くことができる見積もりです!
移動時間が短くなる分、北海道での観光に時間を使えるのがいいですよね。自動車&フェリーと比較して、4万円プラスで移動時間約20時間分の短縮になるので、観光できる時間がほぼ一日増える計算になります。
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北海道旅行の交通手段を決めた条件
北海道へ行くための交通手段を選ぶ際にはある程度の条件があるかと思います。
僕のご主人が気にした条件はこんな感じみたいです。
- ワンちゃんを乗せることができること
- 金額的に負担が少ないこと
- 移動中でも辛くないこと
- 北海道での移動は自動車でできること
- 対処できない懸念が少ないこと
ワンちゃんを乗せることができること
新幹線に至ってはこの点が一番大きくて、僕のような体重が10kgを超えるワンちゃんは同伴できないようなので新幹線での移動は選択肢から外れてしまいました!残念です。
飛行機の場合はワンちゃんを預ける形であれば乗せることができるみたいですね。北海道旅行なら移動時間としては約1時間半、預けてから到着して引き取るまでなら2時間くらいでしょうかね。
自動車なら、フェリーでは車の中でお留守番を1時間くらいしましたがそれ以外は常に一緒にいることができました。
金額的に負担が少ないこと
金額的には4万円くらいの差があります。
一番安い見積もりが自動車&フェリーで9万5千円ほど、一番高い見積もりが飛行機&レンタカーで13万6千円になります。
金額だけで考えると自動車&フェリーが一番負担が少ないですね。
移動中でも辛くないこと
何をもって「辛い!」とするかは結構分かれると思います。
僕のご主人の場合は「飛行機だと気圧とか気温とか、周りの環境にイエティが耐えられないんじゃないかな」と心配してくれていたみたいです。
新幹線に乗れたとしても移動中はケージから出ることができず、吠えたり騒いでしまうと同じ車両乗っている周りのお客さんに迷惑を掛けるのであんまりいいイメージが湧かなかったようですね。
自動車なら普段からお出かけで乗っているし、タイミングを見てサービスエリアなどで車から出て休憩することもできるので辛くはないと考えてくれました!
自動車は移動時間が長いので、運転を辛く感じてしまうご主人なら選択肢から外れるかもしれませんね。
北海道での移動は自動車でできること
自動車&フェリーで北海道旅行をする場合と、新幹線 or 飛行機&レンタカーでの北海道旅行で大きな違いとなるのがこの部分かなと思います。北海道についてからいろんなところを周るにはやっぱり自動車は必須ですからね。
自動車&フェリーはレンタカーを借りる必要がないので問題ありません。新幹線や飛行機ではどうしてもレンタカーを借りる必要があるので、まずは「犬OKなレンタカー」を見つける必要があって結構ハードルが高いです!
ちなみに犬さんは軽自動車のレンタカーには乗ることができず、ある程度サイズが指定された車のみケージへ入れて乗せる形になります。
またトヨタレンタカーを例に挙げると、一応「体重10kg以下」の制限もあって、僕の体重は10kgちょうどなので厳密に計られることはなさそうですがちょっと大きすぎますかね…。
レンタカーは複数日借りるので費用自体もちょっと割高になります。
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対処できない懸念が少ないこと
心配性なご主人ならではの条件ですが、自分で対処ができない状態を極力なくしたいと思うとやっぱり自動車での移動が一番安心みたいです。
飛行機では空を飛んでいる間は貨物と一緒に僕は運ばれるので、気温や気圧、音、衝撃、などなどどうすることもできない心配事が多かったみたいですね。
新幹線の場合は、仮に乗れたとして、乗っている間は僕がケージの中で大人しくしていれば問題ありません。もい騒いでしまう場合はワンちゃんに睡眠導入薬を食べさせることができますが、それも気が引けるようです。
自動車なら本当どうしようもないときは車を停車させて何かしら対処ができたり最悪引き返すこともできます。フェリーに乗船している間は僕は車の中でお留守番をしている必要があったのでご主人は心配だったみたいですが問題ありませんでした。
フェリーは乗船する場所や季節、気候でお留守番の環境も変わるのでそれは気にしていたみたいです。津軽海峡フェリーは乗船時間が1時間半、ゴールデンウィークの気温なら20度弱なのである程度ワンちゃんが耐えられる環境なのではないでしょうかね。
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犬連れ北海道旅行の金額
ここからは犬連れ北海道旅行の各交通手段が移動に要する金額の比較になります。
まずは合計金額と移動時間の比較表です。
見積もりとしてそれぞれをネットで調べた金額になりますので、正確な金額を把握する場合はご自身でお調べいただくと時期や条件によって変わる詳細までわかりますので、こちらの表は参考程度にご覧ください。
交通手段の金額比較表
金額 | 移動時間 | |
自動車&フェリー | 95,540円 | 13時間 |
新幹線&レンタカー | 126,540円 | 6時間 |
飛行機&レンタカー | 136,680円 | 2時間 |
次に、それぞれの詳細を各項目の表にまとめました。
表にある「単価」「数量」「回数」について
単価…
最小の金額、ネットで調べたときに一番わかりやすかった単価です。
数量…
最小の金額をどれだけ使ったかの数です。
回数…
実際に使う必要がある回数です。
自動車&フェリーの価格詳細
単価 | 数量 | 回数 | 合計 | |
車&フェリー | 95,540円 | |||
燃料費 | 160円 | 71 | 2 | 22,720円 |
高速道路 | 13,300円 | 1 | 2 | 26,600円 |
フェリー(車) | 16,850円 | 1 | 2 | 33,700円 |
フェリー(人) | 3,130円 | 2 | 2 | 12,520円 |
燃料費…
単価は1リットル当たり約160円、数量は自動車の1リットル当たりの走行距離(ご主人の自動車の場合は約12km)と実際に走った距離(自宅から函館まで約850km)を往復分の回数(2回)で計算しました。
フェリーでは今回僕は車の中でお留守番をしていたので特別費用が掛かっていません。
新幹線&レンタカーの価格詳細
単価 | 数量 | 回数 | 合計 | |
新幹線&レンタカー | 126,540円 | |||
自宅⇔横浜駅 | 230円 | 2 | 2 | 920円 |
横浜⇔函館 | 23,760円 | 2 | 2 | 95,040円 |
ペット同伴 | 290円 | 1 | 2 | 580円 |
レンタカー | 7,500円 | 4 | 1 | 30,000円 |
自宅⇔横浜駅…
自宅を仮に神奈川県庁として計算して、そこから新幹線に乗れる横浜駅までの交通費を出しました。一人片道230円なので二人分、往復での計算になります。
ペット同伴…
JR東日本の「手回り品」としての金額を参考にしています。(「手回り品料金は、1個につき290円です。」)
レンタカー…
ペットの乗車可否は調べずに北海道で4日間レンタカーを1回借りた場合の概算です。
レンタカーはこちらで見積もりました@楽天トラベル「レンタカー」
飛行機&レンタカーの価格詳細
単価 | 数量 | 回数 | 合計 | |
飛行機&レンタカー | 136,680円 | |||
自宅⇔羽田空港 | 800円 | 2 | 2 | 3,200円 |
羽田空港⇔函館空港 | 45,140円 | 2 | 1 | 90,280円 |
ペット同伴 | 6,600円 | 1 | 2 | 13,200円 |
レンタカー | 7,500円 | 4 | 1 | 30,000円 |
自宅⇔羽田空港…
自宅を仮に神奈川県庁として計算して、そこから飛行機にに乗れる羽田空港までの交通費を出しました。一人片道800円なので二人分、往復での計算になります。
羽田空港⇔函館空港…
チケット代が往復での金額なので二人分、1回分の計算です。
航空チケットはこちらで見積もりました@楽天トラベル「航空券予約」
ペット同伴…
JAL国内線のこちらの表を参考にしています:ペット料金のご案内 – JAL国内線
レンタカー…
ペットの乗車可否は調べずに北海道で4日間レンタカーを1回借りた場合の概算です。
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各交通手段のメリットとデメリット
最後に犬連れ北海道旅行の各交通手段のメリットとデメリットを簡単にまとめてみました!金額や条件は考慮せず、単純にそれぞれの交通手段を説明するときに使えるものです。
メリット | デメリット | |
自動車 | 犬と一緒に移動できる | 移動時間が長い |
新幹線 | 犬と一緒に移動できる | 長時間身動きがとりにくい |
飛行機 | 短い時間で移動できる | 心配事が多い |
この表だけを見るとどれも一長一短なので、それぞれのワンちゃんやご主人のご意向を反映して、この3つのうちの交通手段から選ぶことになるかなと思います。
賢い小型のワンちゃんとのお出かけで車窓を流れる景色を見ながらのんびり移動をしたい場合は新幹線がおすすめですね。
僕の場合は自動車のデメリット「移動時間が長い」をご主人が全然気にしていなかったので、自動車一択になったようです!
犬連れ北海道旅行の交通手段に関するまとめ
いろいろと書きましたが最終的にはワンちゃんの体調、旅や乗り物へどれだけ慣れているかがポイントかなと思いました!
ここでは書くことができていませんが、単純に「自動車&フェリー」の交通手段でもフェリーの乗降場所で変わってくることもありますし、出発地点が僕の出発地点よりももっと北海道から離れた地域だったりすると他の交通手段のほうが安心かもしれないですね。
ただ一つ「北海道は良いところです!」。僕もご主人も北海道に行けたことがとてもうれしかったですし、いい思い出もたくさんできて「また行きたい!」と思える旅になりましたので、皆さんもぜひ北海道旅行を考えてみてください。
その時にこの記事が良い参考になることを願っています!
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