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柴犬がご飯を食べない!/犬がご飯を食べないと心配です…ご飯を食べない原因と対処法

いつもはバクバクと元気よくご飯を食べている柴犬さんでも、急にご飯も食べずに横になってしまうことってありませんか?そんな様子を見てしまうと「体調悪いのかな?」と、ご主人は心配になりますよね。

「独り早食い選手権」と言われるほど、出されたご飯をすごいスピードで平らげてしまう僕が、この2、3週間、ご飯を食べない日があったと思えば、普通に食べる日があるなど、食事のペースがおかしな状態になり、ご主人が心配になっていろいろ調べてみたようです。

まだ完全に解決したわけではありませんが、何となく心当たりのある症状であることが分かって少し安心できたみたいなので、まずはそのことを皆さんにも知ってもらいたいのと、もし皆さんと一緒に暮らしている犬さんが同じような状態になったときの参考になればと思いますので、ぜひご覧ください!

犬がご飯を食べなくなった心当たりがありませんか?

今は食べたくありません…

犬さんが「ご飯を食べないな?」と思ったら、まず初めに何か心当たりがないか思い返してみてください。

  • たくさんご飯やおやつをあげた
  • 普段あまり食べないものを食べた
  • 暑い場所にいた
  • 普段よりも長い時間お出かけをした

もしこんなことが思い浮かぶようだったら、まずはそっと見守ってあげる必要があります。

柴犬の場合は、健康な状態であっても1~2日食べないこともあったり、また柴犬の胃袋の大きさは1日分の食事を一度で摂ることもできる大きさでもあるので、もし柴犬がご飯を食べなくなってしまってもすぐには心配しなくても大丈夫そうです。

柴犬よりも小さい犬さんの場合は、胃袋のサイズも運動や代謝の量も変わるのでそこは注意が必要です。

体調不良ではない場合は1〜2日は様子を見てあげても大丈夫そうですが、体調不良かどうかの見定めに自信がない場合はお医者さんに診てもらったり相談をすることをおすすめします…!

犬が体調不良かどうか判断する際の注意点

うわー!体調不良でジャーキーしか食べられないーっ!(チラッ)

犬さんの体調不良を知る基準として、普段の生活で気が付きやすいものから順番に書いてみました。

  • お散歩に出たがらなくなる
  • おしっこの色が濁っている、血が混ざっている
  • ウンチがドロッとしている、血が混ざっている
  • ウンチが異常に臭い
  • 暗がりに入りたがる、なかなか出てこない
  • 鼻水や涙が流れている
  • 身体の一部が腫れているなど、形が変わっていて触られるのを嫌がる
  • 咳が止まらないくらい出る
  • 何度も嘔吐をしている

もし単純にご飯を食べないだけでなく、こんな様子が見られるようでしたら、病気や怪我などが原因でご飯を食べられない状態になっている可能性があるので、お医者さんに診てもらってくださいね。

参考:飼い主のためのペットフード・ガイドライン

犬がご飯を食べない考えられる原因と対処法

自分、1食1万円以上する食材しか食べないので…

犬さんがご飯を食べなくなった心当たりもなく、どうやら体調不良というわけでもなさそう…という、僕のような状態の場合、もしかすると次にあげるようなことが原因になっているかもしれません。

それぞれの考えられる原因と対処法を書いてみますので参考にしてください。

あくまでもご主人がインターネット調べたものなので「…なら大丈夫!」と決めつけず、心配なときはお医者さんに診てもらうほうが確実なのでそれを前提に読んでみてくださいね。

季節の変わり目

暗くて朝なのか夜なのかわからないです…

気温や湿度、気圧や日照時間など、季節の変わり目は気候が安定しない時期です。そういった変化を犬さんは繊細に感じ取って、少しずつ身体を季節に適応させています。

例えば、3月のように気温が上がってくる時期は、なるべく体に着いた脂肪を減らして体温を体内から放出しやすくするために食事を減らしたりもします。逆に10月のように気温が下がる時期には、たくさん食べて脂肪をつけることで体温を維持しやすくもしますね。

気圧が変わると風が強く吹いたり、日照時間が変わると睡眠の量も変わったりと、単純に生活環境の変化や生活リズムが変わることで、ストレスを感じてしまうのも季節の変わり目には多いのようです。

僕の場合は、3月に入ってからは最高気温が20℃を超える日もあれば10℃を下回る日もあるなど、人間さんでも「着る服に困る」季節なので、僕も「着ける脂肪に困る」状態になって「食べないほうが良いのかな?」と困っているのかもしれませんね。

季節の変わり目でご飯を食べないときの対処法

いつもご飯を食べているタイミングに無理に食べさせる必要はなく、出来ればドライフードのように外に出しておいても悪くならないご飯を用意して、犬さんの気分が向いたときに食べることができるように置いておいてあげてください。

こっそり食べちゃいます

実際に僕の場合、毎日朝と夜の2回に分けてご飯をもらっていますが、そのタイミングで食べなかったのでご主人が心配していました。

普段は僕はご飯を出してもらうとすぐに食べますが、もし僕がご飯を食べないときは、ご主人はご飯にラップをして冷蔵庫に片付けてしまいます。

それが続くと1~2日ご飯を食べないことがありました。

心配になったご主人が「もう好きな時でいいからご飯を食べなよ」という感じで、ご飯を出しっぱなしにして置いたら、いつのまにかお皿が空っぽになっていることがありました。僕が気分次第で食べていたんですね…!

なので季節の変わり目など、気温や気候の変化が激しいときは、僕もいつものタイミングでご飯を食べる気になることがなくなるようで、食事のタイミングで食べないことがあっても、しばらく様子を見てもらえると助かります。

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気温が高い

暑くて食欲がありません…!

食事をとると体温が上がります。これは「食事誘発性熱産生(しょくじゆうはつせいねつさんせい)と呼ばれていて、人間さん同様に犬さんの体の中でも起こっていることです。

食事誘発性熱産生は、簡単に言うと、食事で摂った栄養を消化するときに熱が発生する事を指しています。

気温が高いと、すでに犬さんは暑くてバテ気味になっていることがあるので、ご飯を食べることで熱を発生させてしまい、体温が上がってしまわないように食事を避けてしまうみたいです。

「冷たいご飯なら食べるかな?」と思って冷やしたご飯をあげてみても、結局は摂った栄養を消化するときに熱が発生するのであまり食べませんね。

参考:e-ヘルスネット「食事誘発性熱産生」

気温が高くてご飯を食べないときの対処法

エアコンを使ったり、日陰や風が通る場所等、20℃程度の涼しい場所に移動して、しばらく体を涼ませてから食事をあげてください。

ちょっとクールダウンさせてください

気温が高いのが原因なので、単純に気温を下げるのが優先です。

冷たいご飯や氷水を与えることも考えてしまいますが、口や喉など部分的に冷たく感じることはあっても、犬さんの体温の平熱が大体38℃前後ということもあって、冷たいものを摂った分だけ体を平熱に戻そうとなおさら代謝を高めてしまう可能性もあります。また、冷たいものに反応して血管が縮まることで別の疾患につながる可能性もあるので注意が必要です。

換毛期

犬さんは換毛期になると体に生えている毛が生え変わります。これも季節の気温に体を合わせるため、年に2、3回ありますね。

換毛期になると柴犬のように「ダブルコート」と呼ばれる毛の生え方をしている犬さんはびっくりするくらいの量の毛が抜けます。

抜けた毛はしばらく体にまとわりつく形になるので、それを気にする犬さんは足で身体を掻いて毛を落としたり、自分で身体を舐めて毛を取ったりします。

舐めて毛を取った場合や、落ちた毛を飲んでしまった場合、胃や腸にその毛がたまってしまう、いわゆる「毛球症(もうきゅうしょう)」になってしまうこともあるみたいです…!

この毛がお腹に入ると思うと…

毛球症になると、胃に毛が貯まってしまうことで食欲が失せてしまったり、腸に貯まって便秘になったりと、ご飯を食べたくなくなる原因になります。

気温が下がる時期の換毛期は、毛を増やさないといけない時期で、その分の栄養を取る必要があるのに食欲が失せてしまうのはかわいそうですね。

換毛期が原因でご飯を食べなくなった時の対処法

ブラッシングや部屋のお掃除などをこまめにして、犬さんが毛を飲み込まないようにすることが重要です。

換毛期が直接の原因で犬さんがご飯を食べなくなるのではなく、どちらかというと毛を飲み込んで毛球症に近い状態になることで食欲が失せてしまうみたいなので、まずは毛を飲み込まないようにすることが必要です。

なので、こまめにブラッシングをして犬さんが身体を舐めて毛が口に入るまえに抜け毛を取ってあげたり、犬さんが身体を掻いて落ちた毛を吸い込んでしまわないように掃除をして毛を床から無くしてあげてください。

年齢

僕もメガネが必要になりますかね?

犬さんが高齢になってくると身体にもいろんな変化が起こって、それに伴っていくつかご飯を食べない原因が出てきてしまいます。

柴犬の場合は12歳を超えるくらいから人間さんでいう65歳、いわゆる「高齢者」に該当する年齢になります。そうなると次のような原因で食欲が減退してしまうみたいです。

  • 足腰が弱くなることで運動の量が減り、空腹になりにくくなる
  • 代謝が鈍くなり必要な栄養素が少しの食事で賄えるようになる
  • 体力が衰えることで咀嚼や消化で疲れるのであまり沢山は食べなくなる
  • 歯やあご、消化器官などに病気を持っていて、食事をするのが辛くなっている

逆に、もし高齢犬さんなのにバクバクと勢いよくご飯を食べている場合は、ある程度は「食欲があっていいねぇ」と思えたとしても、もしかすると認知症でお腹いっぱいになることを忘れてしまっている可能性もあるみたいなので気を付けてくださいね!

年齢によってご飯を食べないときの対処法

犬さんの体調やペースに合わせてご飯自体や、ご飯の量や出す回数を変えてあげてください。ゆっくり時間が取れて、食べることが疲れにくいご飯や量を出してあげるのが良いみたいです。

ウェットタイプのように柔らかくてあごや歯への負担が少ないものにしてあげたり、かつお節やジャーキーなどを細かくしてご飯に混ぜて嗅覚を刺激することで食欲を誘う方法もあるようです。

柴犬がご飯を食べないときに関するまとめ

食べないなら僕が食べちゃいますよ?

再度になりますが、ここに書いたことは僕がご飯をなかなか食べないときにご主人が調べた結果や、僕もこんな感じなので安心してくださいね!という内容なので、あくまでも犬さんがご飯を食べなくて心配な場合は、お医者さんに相談することをおすすめします。

「ご飯を食べない」というだけであの手この手を試してみたり、なりふり構わずにお医者さんに駆けつけてしまうよりも、ここに書かせてもらったような原因もあって犬さんの食欲がないときもあると知っておくことで、大騒ぎにならずに済んで、ご主人にとっても犬さんにとってもストレスが少なくなればいいなと思っています。

僕を含めてすべての犬さんが人間さんと意思疎通をうまくできているわけではないので、人間さんから僕たちの様子を読み取ってもらって、適切な対処をしてもらえるのが一番助かりますね。

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